2023年 冬号

出雲大社に再び!
 今年も、残り少なくなってまいりましたが、皆様お元気でいらっしゃいますか

 私にとりましては、かなり中身の濃い修業の1年間でした!

 手指の結節は2000年から始まったへバーデン結節に続き、今年はベシャール結節に悩み、そして、遂に10月には、右耳の突発性難聴に!

それは、3月23日の愛の親子コンサートの後、4月23日に栃木、6月11日にけやきホール、6月18日に中野、10月15日に藤沢、11月19日に初台で、『高橋晴美の愛と希望の世界』が開催されるという過密スケジュールの中で、更に、二つのレコーディングが進行中という状況下、コンサートの曲数が増えることで板挟みになって悩んでいた最中に起きました。
始まりは10月15日

 10月10日から13日までレコーディングを行った翌日、藤沢への移動中列車の中でもう一方のマスターリングの指示を出し、夕方からセッティング後リハーサルを行い、翌朝、藤沢のホテルで目を覚ますと、何と右側の耳が塞がって聞こえないのです。

「あれ?どうしたのだろう…」と思いながらも、いつも通り、サウンドチェックが行われ、オーケストラとPure Voicesのリハーサル、カントハルモニアが加わってリハーサルが終わりました。そして、本番が始まった途端、目の前のモニタースピーカーから返ってくる音が爆音に聞こえるのです!

 目が飛び出るほどの大きな音にびっくり!右にはバイオリン、左にはビオラ、左後ろにはフルートをはじめとする管楽器群、更にその後ろには混声合唱団!マイクを通して喋る自分の声も割れたように大きく、その日はその理由もわからず爆音に耐えながら何とか最後まで笑顔でやり切りました。


(藤沢:並木果南、中西由美子、高橋裕、森美代子、晴美、後藤敬子、佐々木理保子、鴨下恵)

しかし、3日たってもその症状は良くならず、何より、友人の話す声が聞き取れないのです。遂に、4日目の朝に病院を受診したところ、『突発性難聴』と診断されました。

とりあえず2日間薬を飲んで、土曜日にもう一度受診することになりました。

しかし、土曜日の聴覚検査の結果はさらに悪くなっており、医師より「直ぐに入院してください!ステロイドの点滴をしましょう!」と言われてしまいました。

 「ステロイドですか!!」「そうです。ステロイドを投与しないで悪化した時に、あなたは~あの時やっておけばよかった~と後悔するタイプですか?」との問いかけに、音楽を生業としている私にとって耳は生命線!と意を決して「後悔すると思いますので、今出来る最善を尽くしたいと思います!」とお応えしました。突発性難聴は発症してから1週間が勝負、時間との闘いと言われてますので、もう、悩んでいる猶予はないのです。

 しかしながら「え~!今日ですか!!今日はこれから仕事ですので、明日に出来ませんでしょうか!!」と医師に嘆願し、何とか異例の日曜入院を許可していただけました!レントゲンや血液検査を終えると14時を過ぎていましたが、ダッシュで走り、池袋芸術劇場のハルミオン練習に駆けつけました。団員の皆さんは、「あ!晴美先生!」と心配が入り交ざった表情で迎えてくださいました。直ぐにピアノの椅子に座り、心を込めて『父の言葉』のイントロを弾きました。しかし、耐え難い爆音に、ピアノのふたを閉めてほしいと頼みました。

 少々聞こえなくてもよいのですが、自分の弾くピアノの音が割れ鐘のようにやかましく響くのは何とも辛い…。その日の指揮指導者の望月裕央先生は、突発性難聴の経験をお持ちでしたので、「晴美先生、明日の朝入院の準備もあるでしょうから、今日は無理をなさらずお帰りになった方が良いのではないですか。アカペラで練習しておきますから」とのお言葉に甘えさせていただき、皆さんに詫びながらその日は早々に帰宅しました。そして、早速、入院準備に取り掛かりました。

 出産経験のない私にとって、生まれて初めての入院でした。入院というのは、こんなにも突然やってくるものなのか!しかも9日間も…。突然言い渡された「入院」にバタバタでした。翌朝、弟が車で病院まで送ってくれて、いつもCD販売を手伝ってくれているツボちゃん(坪田恵美子さん)が付き添ってくださいました。本当に、人のありがたさを噛みしめました。

 入院した早々に、第1回目のステロイド点滴が始まりました。初日と二日目はプレドニン20ミリを10本というステロイドの量!!

二日目三日目と日が経つほどに副作用で足は象足に!顔はアドバルーンに!おまけに、副作用の胃痛で眠れなくなる…。

悶々としながら夜を明かす日々、それでも、聞こえるようになる可能性があるのなら最善を尽くして治すことに努力しよう!と治療の全てに感謝しながら前向きに頑張りました。

 病室には強力磁気治療器を持ち込み、浮腫みを少しでも促せるよう病院内を毎日歩きました。
多い時は6000歩、少なくても3000歩は、毎日歩き、階段の上り下りをしました。特に自分に課したことは、母を見送った病棟の5階まで、毎日階段を上り下りすることでした。逆にそのことが自分を奮い立たせてくれました。

 毎日、病室の窓から空を眺め、いただいた身体を傷つけてしまったことを詫び、必ず良くなるよう最善を尽くして努力しますと誓いました。「面会は家族に限ります」という規制がある中で、遂に従姉妹となったツボちゃんは、毎日手作りのものを作って届けてくれました。少しでも楽になるようにと、私の足を毎日マッサージしてくれて、ありがたさが沁みました…。

 病院から眺めた満月も、窓の隙間から入るすがすがしい風も、必ず上ってくる太陽も、雲の隙間から差し込む柔らかな日差しも、みんな涙が出るほどの恵みに感じました。夜中は、見回りの看護師さんが定期的に巡回し、朝は6時起床で点灯。7時50分には医師の巡回、8時には朝食。朝食後に聴覚検査、点滴、昼食、点滴2本、それが終わると点滴から解放されて、院内散歩が始まります。


退院の日のご来光
 特に嬉しいひと時は、向かいの病棟のコンビニに行くために、外の空気を吸える僅かな時間でした。 院内ウォッチングは、いろいろな事を気づかせてくれます。食事時間前に調理室から次々と出てくる配膳車を見に行って、そのお仕事ぶりに感動!生まれて初めて体験する未知の世界は全てが新鮮で、感動で、感謝でした。「ありがたいなあ…」っと、何度つぶやいたかしれません。

 家族に支えられ、可愛い弟子たちやお仲間や友人たちの温かな励ましのメールに沢山のパワーをいただいて無事に9日間の入院生活を終えました。 

 しかしながら…退院時の聴覚検査では良くはなっていませんでした。
それでも決してへこまずに、早速、栃木県の藤沼医院に電話して、代替医療による治療の予約を入れました。宇都宮にホテルを取って通院することにしました。高圧酸素カプセル療法、臍帯血幹細胞点滴療法、メタトロン治療、アーク光線療法、テスラー、と一日がかりの治療です。翌週も、その翌週も…。そして家では毎晩診療室で弟がスーパーライザー赤外線レーザー治療と星状神経節ブロック治療を続けてくれました。

 兎に角、11月19日の初台での本番と25日の出雲でのイベントは何としても果たさせていただかなくては!!と必死でした。ただ、いざという時のために、リハーサルを長年ハルミオンのピアノ伴奏をお願いしていた押野可奈ちゃんに、そして音声を伴う長時間の喋りが出来ないため、それぞれの曲の解説を佐々木理保子さんと中西由美子さんにお願いしました。


藤沼先生から頂いた七転び八起きのうさぎちゃん
 本番1週間前のPureVoicesのレッスンで、果たしてピアノの音に耐えられるのか、マイクを通して聴く歌の声に耐えられるのか試してみました。

その結果、両耳に耳栓をすれば弾けることが分かり、音量は左耳の耳栓を調節すれば、デリケートな部分も対応できることが判明!

これで、19日の本番は何としてもやり遂げ、愛をお届けさせていただく!と確かな手ごたえを感じることが出来たのでした。

 とはいえ、本番は、前のスピーカーから聞こえてくる返しの音、直ぐ両隣にオーケストラの弦の音、木管、金管の音、打楽器の音に果たして耐えられるのか、後ろから聞こえてくる合唱団のffに耳が耐えられるのだろうか…と、実際にその中に居てやってみなければわからないという言わば大きな賭けでした。

 ただ、心のどこかで「出来る!」と確信している自分が居ました。

 それは、母が亡くなる1年前のこと、私が後援会長黒田氏を失った消失間の中にいた時に、「ママはあなたをそんなに弱く生んだ覚えはない。あなたは3800グラムで生まれてきた。ママも頑張ったけれどあなたも頑張った、もっと強いはずだ!」と私を奮い立たせてくれた母の言葉、そして「たゆまぬ努力と祈りがあればどんなことでも必ず叶う!」と励ましてくれた父の言葉がいつも心の中で聞こえていたからでした。

  初台でのコンサート開始前、司会者の説明で、私が突発性難聴になったため、両耳に耳栓をしての演奏になる事、音声を伴ったお話が出来ないためMC(曲目紹介)は代理の人が行うことが告げられました。それでも、拍手を受けてお客様の前に立つと、嬉しくて、ありがたくて、感謝の想いが込み上げてきました。
1曲目の『Into the Light ~光への旅立ち~』を弾き終わり、小声でも心を込めて、最初のご挨拶をさせていただきました。静かな会場に、あたたかな愛が立ち込めているように感じました。

 『海よりも空よりも』『母に贈るうた』『父の言葉』1曲1曲、お客様がハンカチで目頭を押さえ涙を拭って聴いてくださいました。
『どこかで誰かが~全ての命と共に~』『八幡小学校校歌~今、思い出を輝きに変えて~』『ひとつ』『Cantare~歌よ大地に響け~』『祈り』『天と地の物語』『光のミチ』と終わりに行くほど会場は熱気に包まれ、最後にスタンバっていてくれた押野可奈ちゃんの伴奏で『ふるさと』をみんなで歌ったあと、再びピアノの椅子に戻ると「アンコール!アンコール!」の大きな手拍子が!

 あたたかな声援を受けて、お礼のご挨拶をさせていただき、最後に会場の皆さんと一緒に、全世界の人々の幸せを祈って『ひとつ』を歌わせていただきました。
会場から返ってくる愛と感謝の波動のなんと熱い事…。両耳に耳栓をして弾くという前代未聞のスタイルでしたが、生涯忘れられない感動感謝のコンサートとなりました。 この日を迎えるまで、足しげく通い続けてくださった、坪田恵美子さん、中西由美子さんはじめ、心砕いて励ましてくださった諸先輩方、友人や会員の皆様、愛弟子達、そして家族に、心より感謝申し上げます。

神在月の出雲

淞南学園前日のリハーサル風景
 そしていよいよ、入院中から「這ってでも行く!」と決めていた出雲へ出発!

11月23日~25日まで、一昨年の11月、岡崎功賞の授賞で出雲を訪れて以来、2年振りに出雲に行ってまいりました!今回、第七回岡崎功賞を受賞された方は、書家の手島泰六様でした。手島先生は、書家でいらっしゃるだけでなく、作詞もなさっていらっしゃいます。

 そのお祝いの式典で、先生が作詞された『光のミチ』(高橋晴美作曲)と『契約の虹』(高橋裕作曲)をマーチングと合唱とピアノで奉祝演奏をさせていただきました。マーチングの音に果たして耐えられるか、到着まではいささかの不安はありましたが、本番は、弾かせていただけることがありがたくて嬉しくて、耳栓をしてはおりましたが、淞南学園の生徒さんたちと共に精一杯心を込めて弾かせていただきました。

 今回の出雲では、理事長様はじめ北村校長先生皆々様に大変お世話になりましたが、とりわけ、手島先生には『ひとつ』のキーワードを通して、大変大きなメッセージをいただく事となりました。

 一度目は第7回岡崎功賞式典のスピーチの中で「高橋晴美先生のお作りなった『ひとつ』という曲があるのですが、先生歌っていただけますか!」と、いきなり最前列に座っていた私に向かって、壇上からにこやかにおっしゃったのです!突然のお言葉に目を見開いておりますと、「まあ、直ぐにというわけにはいきませんでしょうから、後で歌っていただきましょう」と、又お話は続きました。

 その後、レセプションの始まる前、控室に案内されたところ、何と手島先生のお隣のお席に!緊張の面持ちで手島先生の左隣に座らせていただいたところ、先生が再度「今日はひとつを歌われるのですか?」とおっしゃったのです!

 そしてレセプションが始まり、オープニングで夫は着物を来て、お祝いに『まほらまの君』(高橋裕作曲)の舞い謡いを披露させていただいたのですが、レセプションの最後のお言葉で、またもや「先ほども申し上げましたが、晴美先生に『ひとつ』を歌っていただけますか、と聞きましたら、今日は歌えませんので、代わりに主人が歌いますと言われまして、先ほどご主人が歌ってくださいましたけど、あれは不思議な謡でしたねえ」で、一同大爆笑!!
皆さんこのお言葉で抑えていたお気持ちが一気にはじけたようでした。(笑)

 このように、三度も口にされた「『ひとつ』を歌っていただけませんでしょうか」に、何か深いメッセージを感じた私は、早速、コーラスハルミオンに継走を回し、翌日のけやきホールでのハルミオン練習最後に、皆さんと共に歌わせていただく事にいたしました。

 前夜の晩餐会でも、話題は戦争の話になりました。「我々はみんな宇宙の子であり、神の子であり、同じ同胞であるのに、なんで土地を奪い合って争うのでしょうね…元一つなのにね」と。

 私は、その後も三度に亘って耳にした「『ひとつ』を歌っていただけませんか」を何度もリピートして自分に問いかけ続けました。何か大事なメッセージがある!と感じて。


出雲への空の旅
 そして、遂にああそうか…そうだったのか…と問いかけの答えが解けたのでした。

日頃から「国と国がひとつになることは、決して大上段に構えることではなく、そばに存在してくれているたった一人の人を愛すこと、愛しぬくことから始まるのだと思う」と言い続けてきましたが、本当に自分自身それが出来ていたら、ストレスで突発性難聴にはなっていなかったのではないか…と。

まず、自分自身が行うことが出来なくて、なんで世界平和を語れるものか…と。そのことに気付いたとたん、それまでストレスの原因になっていた出来事全てが愛おしく映り、包めるように感じたのです。

信じることよりもっと大切な『ゆるす』こと。相手の中に自分の姿を見てゆるせる大らかさを持つこと。

 『命』は『時間』でもあります。刻々と過ぎゆく時を大切に使うということは、負の思考に振り回されるのではなく、明るく高い『愛』の次元で生き切ることだとあらためて思いました。

 そして、その後の病院の聴覚検査の結果、医師より「前回よりかなり良くなっています。もう薬は飲む必要ありません。1か月後にもう一度来てください」と言われました。まだ両耳の耳鳴りはしていますが、耳栓をしないでお話が出来るようになったことがまずもってありがたい事です!

 「人間うまく行っている時が一番危険で、どん底の時が人生の好機だ!」長年この言葉を大切にしてまいりましたが、あらためてこの言葉を噛みしめております。

焦らず、ゆったりと構えて、大好きな音楽を愛しみながら、来る年も皆様と共に愛と希望を胸に抱いて歩ませていただければ幸いです!
いつも、どんな時もあたたかくご支援賜りまして、本当にありがとうございます。心より、篤く篤く、感謝、御礼申し上げます。

そして、皆様の幸せを切にお祈り申し上げます。
2023年 12月吉日
高橋晴美
小野瀬照夫先生からのご報告

 皆さま、こんにちは。私は『コーラスハルミオン』で望月先生と一緒に指揮をさせて戴いている小野瀨照夫と申します。地元の埼玉県では合唱連盟の理事長という立場で頑張っております。このたび、埼玉県で晴美先生にお世話になったことを3つお知らせいたします。

●先ずは県の連盟で作成した合唱曲集「彩りのうたⅡ」です。埼玉県では平成の時代に合唱曲集「彩りのうた」を作り約6000人の人が愛用していましたが、令和3年頃になって2巻目を作ろうということになりました。作成にあたり、県の連盟理事によるプロジェクトチームを編成し選曲から取り組みましたところ、理事の中から「髙橋晴美さんの『母に贈るうた』を載せて欲しい。」という希望が出ました。私が思わず「知ってたの?この曲」と言ったところ、「うちの生徒たちはこの曲が好きで」とのこと。
実はこの頃、県の連盟はコロナ禍の影響で財政が逼迫しており、そもそもこのプロジェクトは財政的救済の目的でもあったのです。「問題は著作権や使用料だ」ということになりましたが、私が晴美先生に楽譜原稿のご提供をできるだけ安価にお願いすることになりました。早速連絡したところ、晴美先生から「そういうことでしたら、どうぞお使いください。多くの方に歌っていただき、愛を届けていただけたら嬉しいので…」ということで、無料で提供戴きました。「今回はお言葉に甘えさせて戴きます。」ということで『母に贈るうた』を含めた20曲入りの合唱曲集ができ、現在は約2000人の人が愛用しております。

●2つ目は、私が地元で指導している 『mellowコール 』という女声合唱団のことです。全日本合唱連盟主催の「おかあさんコーラス大会」に出場する際、「彩りのうたⅡ」にある『母に贈るうた』を歌いたいという要望が団から出て、令和5年3月の県大会に出場したところ関東大会への代表の1つに選ばれました。「これで関東9県の人たちにこの曲を聴いて貰える!」と嬉しい想いで千葉県市川市での関東大会に出場いたしました。本番前では、練習で言い続けていた「この曲は悲しい歌ではなくて『感謝』の歌であることを忘れずに歌いましょう!」と想いを新たに歌ったところ、なんと90団体の中から僅か13団体の全国大会への推薦団体にも入れたのです!今度は「全国の人たちに聴いて貰える!」ということで、姫路市のホールで8月に歌って参りました。
当日、講師席の近くにいた方には、講師の一人が「涙が出そうだった」と言っておられたのが聞こえたそうです。指揮をしていた私にも他の団の方々から「心に染み入りました。良かったです。」と言って戴きました。

●3つ目は、やはり県の連盟の事業です。11月に第1回の「シニアコーラス大会」(24団体出演)を開催するのですが、そこに「プラチナ合唱団」という団名で臨時に集めた合唱団も出場します。2曲のうち1曲は私が指揮をして『母に贈るうた』を歌うと募集したら、約100人の応募がありました。現在は練習中ですが、ベテラン100人による女声合唱での演奏はとても楽しく、深みのあるものとなってきました。本番が楽しみです!

以上3つのお知らせですが、どれも『母に贈るうた』に関係したものとなりました。
晴美先生、あらためて、素敵な曲をありがとうございます!!

♪コーラスハルミオンご報告

●アルト 長峰美喜子よりご挨拶

この度、9月に入団しましたアルトの長峰美喜子です。

私が晴美先生の曲を初めて歌わせていただきましたのは、私が入団しております『mellowコール 』という合唱団の指揮者、小野瀬照夫先生を通してのことでした。

2023年、全日本おかあさんコーラスで歌う為に選んでくださった曲が晴美先生の『母に贈るうた』でした。


 3月の埼玉県大会に始まり、7月には千葉県の関東大会で優秀賞を頂きました。更に8月の姫路で行われた全国大会まで行かせていただき、皆様に晴美先生の感動を与える曲を聴いていただくことが出来ました。歌い続けて10か月ほど、ただひたすら聴いてくださる方に届くよう心を込め、母への感謝の気持ちをもって歌わせていただきました。これも、小野瀬先生の温かく丁寧なご指導と、晴美先生の愛に溢れた曲とメッセージが皆さまに伝わったのだと確信しております。

 その後、10月の川越市の合唱祭では『ひとつ』を平和への祈りを込めて歌わせていただきました。次第に、もっと先生の曲を聴きたい、歌いたいという気持ちが強くなり、コーラスハルミオンに入団させていただきました。

 先生の素敵なピアノ伴奏で歌える幸せと、今、自分が元気で歌える事に感謝しながら、ステップアップ出来ればと思っております。今後共ご指導のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

長峰美喜子

●コーラスハルミオン ソプラノパートリーダー 佐々木理保子よりご挨拶

 2023年も残すところわずかとなりました。

 先月26日は晴美先生のご配慮により、けやきホールで合唱練習♪という、願ってもみない機会に恵まれ、参集された団員の皆さんとホールならではの、心地よい響きを存分に堪能させていただきました!

 突発性難聴の治療中で、本来は無理のできない状態である晴美先生も会場に駆けつけてくださり、ありがたくも2ヶ月ぶりに晴美先生の美しい旋律に併せて歌うことのできる歓びを噛みしめ、改めてこれまで当然のように晴美先生の伴奏に併せて歌わせていただいていたことが、どれほど恵まれていたかを思い知りました。


 一音一音を愛おしむように大切に紡がれる晴美先生のピアノの音色に酔いしれながら、この年に歌った曲を振り返り、皆さんと伸び伸び楽しく歌うことができたことに幸せを感じるひと時でした。 素晴らしい時間を与えていただいたことに感謝申し上げます。


ハルミオン友人からの励ましの花
 裕先生が到着されるまでの約1時間、発声と『ありがとう』の練習を今回初めて佐々木が担当させていただきましたが、普段は一緒に歌っていて見ることのできない、団員の皆さんの歌っているときの表情にとても感動しました。と同時に、同じけやきホールで開催された『ありがとうコンサート』(2016年5月)の記憶がよみがえり、胸に迫るものがありました。

 本年6月に開催されたハルミオンコンサートでは団員の皆さんと反省点を共有し、次なるステップアップ=次元上昇に向かっての決意を新たにしました。

晴美先生の音楽の原点である“愛”を、音霊言霊に乗せて届けられる日に向かって…!!
晴美先生の音楽を愛してやまない方々に、晴美先生の音楽にまだ出逢えていない方々に、お一人でも多くのご縁のある方々の元に“愛”をお届けできますよう、2024年もコーラスハルミオンの皆さんとご一緒に一段と音楽を深めて参りたいと思います!

佐々木理保子
高橋晴美の音楽ネットワークのご案内
『高橋晴美の音楽ネットワーク』は高橋晴美の音楽の素晴らしさや聴いたり歌ったりする喜びを分かち合い、高橋晴美の音楽をもっともっと日本中いや世界中に広めて行きたいという思いで立ち上げた音楽ネットワークです。

会報の発送などはすべて有志のボランティアで行われておりますが、ホームページの作成及び維持費、郵送費、紙代、印刷代などは会費によって賄われています。

会員の皆様には、数々の活動状況も含めホームページ、メールや郵送で皆様方のもとに届けさせて頂くだけでなく、CDやDVD、親睦会、コンサートの料金割引等の特典もございます。 高橋晴美の『愛と優しさの輪』を拡げてゆくために是非、音楽ネットワークのご入会、ご協力のほど宜しく御願い申し上げます。

「高橋晴美の音楽ネットワーク」は、1999年6月に設立、2023年2月に24周年を迎えました。これもひとえに皆様の温かなご支援のお陰と、心より篤く感謝、御礼申し上げます。
これからも、溢れる愛と希望を歌に乗せて、一人でも多くの方にお届けしてまいります。
今後とも、変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
◆更新に関しまして

毎年2月は後援会の更新月にあたりますので、お手数おかけいたしますが、更新手続きをお願いいたします。
又、新規入会の方も宜しく御願い申し上げます。

◆年会費に関しまして

・PCメールでのニュースご案内をご希望の方:年会費2,000円
・郵送でのニュースご案内をご希望の方:年会費3,000円

上記の年会費を下記へお振り込みください。
窓口からお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行
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ゆうちょ銀行のATMからお振込みの場合
・振込先 :ゆうちょ銀行 ○一九(019)支店
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
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他の金融機関のATMからお振込みの場合
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高橋晴美の音楽ネットワーク 運営委員 (五十音順)
有川玲子 鴨下恵 後藤敬子 櫻田富恵 佐々木理保子 高橋裕 高橋有里子 竹内友英
坪田恵美子 中西由美子 中山宏子 西史子 堀内直治 堀江熙 妙圓薗猛 若林悟

高橋晴美のオリジナル曲を歌う直属の混声合唱団「ハルミオン」で一緒に歌ってみませんか?
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