高橋晴美の音楽ネットワーク ニュースレター      



立春も過ぎ、「雪どけに〜今、命輝く時〜」の旋律がぴったりの季節の到来です。 皆様お元気でいらっしゃいますか。

去る1月29日に銀座月夜の子猫で行われました「遠藤いつ子 高橋晴美の世界をうたう」のライブは、お陰様で大盛況のうちに終わる事が出来ました。お寒い中お忙しい中を、遠路はるばるお越しくださいましたお客様お一人お一人に、心より感謝申し上げます。 お越しくださいました方々からいただきましたお便りをご紹介させていただきます。

−−感動をありがとうございます−− 

藤吉智子

平成22年1月29日は、私にとって運命の日となりました。
 静岡県三島市から遠藤いつ子さんの応援のため、東京銀座に向かいました。
 「月夜の仔猫」は隣同士が触れ合うほどの狭い空間で、ちょっと窮屈で「どうしよう」と思っていたら、高橋晴美さんの暖かい声が耳に入って来ました。「みなさん家族と思って下さいね。」と、その一言で私はすっかり安心して、音楽の世界に入って行くことができました。

 「海よりも空よりも」の曲の間は、涙がこぼれて、あふれてどうすることもできませんでした。高橋晴美さんのピアノで、遠藤いつ子さんが心を込めて私だけのために歌ってくれているような気がして、とても満足してその場でCDとDVDを手に入れました。

 その日から、私の車の中では「高橋晴美 愛をうたう」のCDがいつまでも流れ続け、我が家では「愛のコンサート」のDVDにくぎ付けの状態が続いています。
 そのDVDが始まると、そこはまるでコンサート会場に居るかのようで、高橋晴美さんのピアノ、オーケストラ、ソロと合唱の歌声、それらすべてが心をひとつにして、私たちに感動を届けてくれます。
 1月29日のコンサート以来、私の心の中では、どんなに辛いことがあっても明るさを失うなという高橋晴美さんからのメッセージがいつも流れています。

高橋晴美さんとの運命の出会いに心から感謝しています。


月夜の子猫での再会

榊枝 徳子

1年前・・・私はインターネットのyou Tubuでクリスマス音楽を探しておりました。
そして、今まで聴いたことのない曲に引きつけられ、何度も聴き返しておりました。
それが高橋晴美先生の曲であることを知ります。気になりだした私は、今度は晴美先生の名前で検索し、晴美先生のホームページにたどりつきます。YouTubuで聴いてから、半年たっても気になっていた私は、いくつかの楽譜とCDを送っていただき、歌っては涙があふれ、聴いては涙があふれ、今まで出会ったことのない音楽の世界に、すっかりとりこになっておりました。
そんなある日、久しぶりに晴美先生のホームページを開き、はじめてリンクをクリックしたのです。

遠藤いつ子」?!?!?その名前はしばらく、私の目を大きくさせました・・・・・・・・・

いっちゃんだー!!! どうして???
驚きとうれしさで、いっちゃんのサイトからメールを送ったのです。
晴美先生の音楽を聴いてみたい、いっちゃんの歌を聴いてみたい、そう思って、これから月夜の子猫で行われるライブの詳細をメモしていると、ちょうど、いっちゃんからライブのお便りが届きました。
ライブでのいっちゃんは、つやのある声と共に輝いており、その姿から自分の歌のスタイルを見つけたんだなあと・・・うらやましくも思い、うれしくも思いました。

大学を卒業してから11年が経ちました。お互いいろんなことがあったと思います。ともに大学で学んだ同期の中で、歌うことをやめてしまった友人が多い中、今でも歌い続けている友人に再会できたことは、この上ない喜びであり、励みとなりました。

晴美先生の音楽との出会いにより、いっちゃんと再会できたこと、すごく不思議です・・・
そして、いっちゃんがいて晴美先生ともお会いできたこと、すごくすごく不思議です・・・
このご縁に感謝したいと思います・・・

晴美先生の曲をいつの日か、いっちゃんと一緒に歌いたい!!
それは、11年ぶりの再会からうまれた私の新しい夢です!!

 

先日の月夜の子猫で行われた息づかいが伝わってくるような中での生のライブは、本当にあたたかいものでした。その中に浸っていると、体の中がきれいになっていくような気持ちがしました。晴美先生の音楽、いつ子さんの歌、演奏を、そこにいる方たちと一緒に心で魂で聴かせていただいているような思いになりました。私は、晴美先生の音楽に、いつ子さんの歌に出会い、学ぶ機会を、成長するチャンスを与えていただいたのだと思いました。感謝いたします。


一宮久美子



♪ 〜  高橋晴美&遠藤いつ子トーク  〜 ♪


遠 藤:先日は、長泉まで合唱指導にお越しくださいまして、本当にありがとうございました。
あの後、子供たちの歌の練習があったのですが先生がいらっしゃる前と後では、全く歌が変わってい  て・・・。なんか、のびのびと楽しそうに歌っていて本当に嬉しくなってしまいました。

晴 美:それは良かったです。可愛かった〜!!

「窓をあけてみたら」を聴かせてもらったあと、子供たちひとりひとりに「誰の事を思って歌っていた?」と聞いた時、皆なんとなく恥ずかしそうにしながら、「転校して行った友達の事」「おばあちゃんの事」「お母さん」と答えてくれました。素直で純朴なあの子供達が、誰かの事を思ってステージの上で元気いっぱいに歌ってくれるのかと思うと、本当に嬉しくなります。今回は、遠藤さんが出逢った、たくさんの教え子達の賛同を得られて本当に良かったですね。「合唱のコンサートがしたい」という遠藤さんの夢が叶って、最後には120余名の方々と共に愛を歌い合えるのですね。

遠 藤:はい。このコンサートに向けて小学生や卒業生、モルゲンさんと合唱練習を重ねていく中で、どんどん歌が変わっています。また今回は高橋晴美カルテットだけでなく、弦楽四重奏の演奏も加わり、どんなコンサートになるのか私自身とても楽しみです。
晴 美:いろいろな事がありましたが、よく今まで頑張ってきましたよね・・・。三島から新幹線で何年間も無欠席でレッスンに通い続けるなんて、並大抵の事ではないですからね・・・。

遠 藤:当時、晴美先生にレッスンしていただけるなんて思ってもみず、とても緊張しておりました。そもそも晴美先生と晴美先生の音楽に出会わせていただいたのは2002年なので、もう8年になるんですね!熱海で行われた「高橋晴美の世界」のコンサートに、合唱やオブリガードで出演させていただいたことがきっかけでした。初めて晴美先生の曲をCDで聴かせていただいた時、同じ想いに共感したり、優しい気持ちになったり、励まされたり感動したり・・・すっかりその詩と音楽の世界にはまり、“こういう曲を歌いたい!!”と強く思いました。その想いが叶い、その後レッスンに通わせていただくことになりました。

晴 美:もう8年も経つのですね。時の経つのはあっという間ですね。初めてのレッスンの時、「プロの歌い手になりたいけれど、自分はオペラなどのクラシックを歌ってゆくのではないと思っています」と、始めから向かってゆく方向が非常にはっきりしていましたね。
その後、中学校の講師の仕事の依頼があると相談受けた時は、「引き受けても良いけれど、その代わり時間もとられるので、プロになりたかったら強靭な意志を持って努力しないと達成できませんよ」とかなり厳しく言いましたよね。でも遠藤さんはもののみごとに両方をこなしてゆきましたね。いろいろなコンサートに出演しながら、一歩一歩着実に成長して行ってくれました。そして、初めてコンサートを地元で開催したのが2年前でしたよね。

遠 藤:はい。ずっと晴美先生の曲を歌わせていただいている中、一人でたくさん歌いたいな・・・いつかコンサートをしたいな・・・と夢描いていた時、「何か考えているの?」と聞かれ、「実は晴美先生の曲だけでいつかコンサートをしたいと思っているんです。」と恐る恐る申し上げると、すぐに賛成してくださいました。まるで私の頭の中を見透かされたかのようでとてもびっくりしましたが、とても嬉しく、一人でも多くの方に晴美先生の音楽を聴いていただけるよう、準備にとりかかりました。

晴 美:でもあのコンサートをやってよかったですよね。その後、次々と仕事をいただけるようになりましたね。

遠 藤:お陰様で、地元でさらに歌う機会をいただくようになり、いろんな方と出会いました。なんといっても一昨年の10月には後援会を立ちあげていただき、とても素敵なホームページを作成してくださいました。晴美先生の音楽を通して、この2年でたくさんの方に出会わせていただき、様々な輪が広がっていきました。悩んだ時には、いつも晴美先生が親身になって相談にのってくださり、本当にたくさんのアドバイスをいただきました。晴美先生には音楽だけでなく、人としてという面でも育てていただき、今の私があると思います。

晴 美:8年前、私の作品を歌いたいと、三島から訪ねてきた遠藤さんの夢の根底にあったものが、自己愛ではなく、利他愛であったことが、今日に繋がってきたのだと思います。作品の原点は「愛」ですから、「一人でも多くの方に愛を伝えたい」という、遠藤さんの人を思う心があったから、聴いてくださる方の心、魂に響いていったのでしょうね・・・。初志を貫いてゆくには、物事を冷静に見極めてゆく眼が必要とされますが、遠藤さんは、いつも謙虚に素直に自分と向き合って歩んできたから今があるのだと思います。又、大きな夢が叶いますね。

遠 藤:今まで各地で行われた晴美先生のコンサートに出演させていただく中、晴美先生の音楽を通してたくさんの人が心をひとつにし、想いを込めて歌った合唱のパワーに何度も心が震え、今回のコンサートでは、是非合唱曲を入れたコンサートをしたいと思っていました。お陰様で今勤めている小学校の児童、以前勤めていた中学校の卒業生、前回もご出演いただいたモルゲンローテの皆さん、また東京から晴美先生の直属の合唱団、コーラスハルミオン・ハルミングの方も参加してくださり、フィナーレでは100人を超える合唱をお届けできそうです。多くの方の温かいお気持ち無くしては実現できなかったと思います。本当に感謝でいっぱいです。

晴 美:きっと温かいコンサートになりますね・・・。昨年、最愛のお父様を亡くされましたけれども、その後、遠藤さんの歌が深まったように思います。流した涙の分だけ、人に優しくなれる人様の心の痛みがわかる分、歌に愛が滲み出てくるのかもしれませんね。

遠 藤:父が亡くなったことは、私に多大な影響を与えました。たくさんの愛情を注いでくれた父を失った深い悲しみはもちろんですが、人の優しさがとても身に沁みるようになりました。また、私は寝ている父の耳元で晴美先生の曲をよく歌っていました。希望をたくして「夢飛行」を歌っていた時、2番の歌詞で晴美先生がこの曲で一番伝えたいとおっしゃっている「たとえどんなことがあろうと〜」という部分で、明るく希望を与えてくれる曲にもかかわらず、ぼろぼろと涙があふれました。改めて詩の深さや言葉の重みを感じさせていただいた時でした。

晴 美:今回はそのお父様への追悼も兼ねたコンサートですよね。天国のお父様に愛と感謝を込めてお贈りさせていただきたいですね。

遠 藤:是非2回目のコンサートをしたいと思っていましたが、不安材料があり、父に相談したところ、「助けてやるから、やったらどうだ」と言ってくれました。そんな父が夏に亡くなった時、「コンサートは無理かな・・・」という想いがよぎりましたが、家族姉弟が背中を押してくれました。誰よりも私の歌を応援し、どんなステージにも、仕事が忙しい中でも駆けつけてくれた父のためにも精一杯頑張ろうと思います。
周りの方が本当に一生懸命支え応援してくださり、とても励みになります。たくさんの方の温かい想いに触れさせていただきました。実行委員の方やたくさんの方と共に晴美先生の音楽を通して“愛と癒しと感動”をお届けしたいと思います。 
どうぞよろしくお願いいたします。

晴 美:本当に素敵なスタッフに囲まれて、遠藤さんは幸せですね。きっと会場にいっぱいの愛が満ち溢れるでしょうね。楽しみですね!私も、これから頑張って編曲に打ち込みます!

前回に引き続いて、今回もコンサートの実行委員長を務められる中馬和江さんから寄せられたメッセージをご紹介させていただきます。

三年前の三月五日、ある教育講演会に出席致しました。プログラムには、講演に先立ち遠藤いつこさんによる歌がありました。作詞、作曲が、晴美先生のお名前で曲目が書かれていました。(その時の私は、晴美先生のお名前を全く存じ上げておりませんでした。)  そして、異変が起きました。

薄紙が、水を吸い取るように晴美先生の曲が、体の中に入っていくのを感じたと同時に、涙が溢れ出しました。すべての曲が終わるまで溢れ出る涙を、自分ではどうすることもできませんでした。自分のことでありながら、自分では言葉にできなかった想いをこんなにも素直に感じている私が居ると実感していました。
言霊の宿る、心に響く音楽でした。  そしてこの瞬間に、十三年前に裾野のこの地に引っ越してきたことも、すべてがこの日の為だったのだと思いました。
 今は遠藤いつこさんの、コンサートのお手伝いをさせていただきながら、一人でも多くの方が、晴美先生の音楽に出会ってくださることを、心から願っています。

   中馬和枝

心温まるメッセージをありがとうございました。先日初めて長泉を訪れて、実行委員の皆様と会食しながら、人と人の出会いの素晴らしさをしみじみと感じさせられました。心を込めて準備に努めてまいりたいと思います。3月27日、皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

♪ 〜  高 橋 晴 美 の 音 楽 ネ ッ ト ワ ー ク の ご 案 内  〜 ♪


『高橋晴美の音楽ネットワーク』は高橋晴美の音楽の素晴らしさや聴いたり歌ったりする喜びを分かち合い、高橋晴美の音楽をもっともっと日本中いや世界中に広めて行きたいという思いで立ち上げた音楽ネットワークです。

会報の発送などはすべて有志のボランティアで行われておりますが、ホームページの作成及び維持費、郵送費、紙代、印刷代などは会費によって賄われています。
 高橋晴美さんの音楽は曲や詞の素晴らしさだけでなく、本当に『愛と優しさ』に満ち溢れております。 曲を聴けば、その中に『心に訴える何か』がある事に気付いて頂けると思います。
『誰かのために思いを込めて歌い、誰かのためにいっぱいの愛を届ける』それが高橋晴美の音楽です。  『高橋晴美の音楽ネットワーク』の会員の皆様には、数々の活動状況も含めホームページ、メールや郵送で皆様方のもとに届けさせて頂くだけでなく、CDやDVDの割引等の特典もございます。
愛と優しさに満ち溢れた高橋晴美の音楽に接し、心豊かになり、皆様とご一緒に高橋晴美さんの素晴らしい『愛と優しさの輪』を拡げてゆくために是非、音楽ネットワークのご入会、ご協力ほど宜しく御願い申し上げます。

P.Cメールでのご案内をご希望の方は、年会費2,000円、郵送でのご案内をご希望の方は, 年会費3,000円を、口座名 高橋晴美の音楽ネットワーク  口座番号 00180-1-446596 までお振込み下さい。 メール会員をお申し込みのされる方は、必ずメールアドレスをご記入下さい。

 

*********************************************

●Harumi's World News インデックスへ