4月20日から4月25日まで、11月17日に宮古島で行われますコンサートの打ち合わせと合唱指導に行かれる晴美先生にお供させていただきました。私にとりまして2009年7月、浦添市のてだこホールで行われたコンサート以来2度目の沖縄です。
晴美先生との2人旅!先生を独占させていただける喜びと緊張、そしてお役に立てるかどうかの不安、それに加えての飛行機恐怖症・・少々寝不足気味のスタートとなりました。
しかし、晴美先生の音楽をこよなく愛される方々の思いの点と点が更に繋がれて宮古島で結ばれるのです。自分にできることを一生懸命させていただきたい思いでお供させていただきました。
行程は、合唱団の方々との打ち合わ せが2回、1泊は宮古島でのホール打ち合わせ、そして合唱団のご指導、その合間にファンの方との交流や沖縄観光の6日間でした。
21日は、晴美先生の沖縄後援会長でもいらっしゃる藤原浩男先生のご招待を受けて、宮古島コンサートの発起人真栄城さん達と共に打ち合わせにお供させていただきました。打ち合わせの後は、海炎祭の花火を見せていた
だきました。
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この日だけ生憎の雨でしたが、半年前からホテルを予約し楽しみにされている方達のために花火は決行されました。雨の合間に上がる一万発の花火・・それはそれで美しく見入ってしまいました。
翌22日はマティダホールとの打ち合わせのため真栄城さん達と宮古島へ渡りました。暑い!宮古島がようこそ!と迎え入れてくれているようで嬉しくて一気にテンションが上がりました。宮古島に着くと晴美先生はまず私をトライアスロンの発祥地である東急リゾートホテルの海岸へ案内して下さいました。足早に「こっちこっち!」と導かれるままに後をついてゆくと白い砂浜とコバルトブルーの海が目の前に広がっていました。「♪広がる海〜果てしない空〜コバルトブルーが眩しく光る〜♪見るものすべて〜美しすぎて〜」思わず口ずさんでしまいました!この景色、波の音、風のやさしさを皆さんと共有させていただけたら、そしてここで皆さんと歌えたらどんなに素晴らしいでしょう!晴美先生は早速砂浜で大好きな貝殻拾いを始められました。のんびりとした時間が流れていて、本当に心が解放される思いでした。その後、早速コンサート会場のマティダ市民劇場へと向かいました。ホールは800名収容できる大きなホールでステージは奥行きがあり、響きの良いホールでした。ホール、客席、楽屋を見学した後、先生はピアノ庫でピアノを選定なさいました。
マティダホール入口には次のような、ホール名に込められた演者の姿勢のような言葉が掲げられていました。
マ = (真)心で創る舞台を目指し舞台に立つ悦びを
ともに慶び
ティ= (太陽)の恵みが大地を飾るが如く彩り
豊かな華を舞台に咲かせながら
ダ = イヤの原石を磨く職人のように舞台で灯る
小さな輝きの道しるべとならん
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何か晴美先生のお考えに通ずるような、このホールにご縁を感じました。
どのようなコンサートになるのか、想像するとわくわくしてきます。 そして23日は、宮古島は雲一つ無い青空!楽しみにしておりました宮古島観光をさせていただきました。
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はじめに「砂山ビーチ」へ。駐車場から小高い砂山を降りてビーチへと向かいます。白砂に足をとられるので歩くのは大変です。息を切らしながら歩いてゆくと、突然眼下に太陽の下で輝くコバルトブルーの海と白い砂浜が!
ここでも無心に貝殻を集められる晴美先生のお姿を追いながら、一枚の絵画を見ているような美しさでした。車に戻ると、晴美先生も私も靴の中は砂だらけでした。
続いて池間大橋を渡って「池間島」へ、ここで晴美先生は突然目を輝かせがら「グラスボートに乗ろう!」と仰るのです。船着き場のおばさんが「今すぐ出発しますよ。大神島の近くまで行って戻ってきます。」飛行機の時間に充分間に合うと判断された晴美先生は、「じゃあ4人お願いします。」と即決。そのような流れで雲ひとつない青空の下を、晴美先生にグラスボートに乗せていただきました!初めてのグラスボートに期待は高まります。船の底がガラスになっていて、海の中の鮮やかな珊瑚礁の森や魚達を見ることができました。神の島ともいわれる大神島も見えました。晴美先生は船の底を覗いて写真を撮られ、甲板に登って写真を撮られ、また船の底を覗かれ・・まるで無邪気な子供のように夢中になっていらっしゃいました。
こんなに綺麗な海があるなんて・・・、本当に来て良かったと思いました。
最後に訪れたのは宮古島のパワースポット「石庭」です。世界に3つしかないエネルギー上昇ポイントとして有名で、ここを訪れた人はこの約600個の石の中で縁のある(何故か気に入ってしまう)石を見つけるそうです。
こうして宮古島での充実した2日間を過ごさせていただき沖縄に戻りました。「タンディガー、タンディ!」(宮古島の方言でありがとう!の意)
24日は南城市の海に面したシュガーホールに於いて行われた「アンサンブル晴」と「混声合唱団きらり」のご指導にお供させていただきました。この日は「Cantare」と「ひとつ」のご指導にあたられましたが、晴美先生を見つめる皆さんの眼差しは温かくて真剣です。ひとつ」が生まれるまでのお話を熱心に聞かれながら涙されている方もいらっしゃいました。ご指導後の皆さんの「ひとつ」が変わるのを感じました。思いを乗せて歌われていました。技術だけでは歌えない想いの世界をここでも感じさせていただきました。又、この日は晴美先生のお計らいで光栄にも「海よりも空よりも」を真栄城さんと共に歌わせていただきました。東京でのレッスンで真栄城さんとのデュエットのご指導をいただき、沖縄で歌わせていただく場まで与えていただきました。
晴美先生のお計らいが有難く、感謝の想いで歌わせていただきました。その後、会場を変えて親睦会が行われました。晴美先生のピアノに合わせて「八幡小学校校歌」や「母に贈るうた」を合唱させていただき、晴美先生と皆さんとの楽しい交流のひと時を過ごさせていただきました。
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「こうしてあっという間の6日間が過ぎました。
晴美先生が「沖縄にくると癒されるのよ」とおっしゃる意味がわかる気がいたしました。 今この数日間を振り返ってみて、しみじみと、11月17日にあの美しい宮古島で「晴美先生の世界」をできるだけ多くの方達に聴いていただきたい、そしてできるだけ多くの方達と共にステージで歌わせていただきたいと思います。宮古島で皆さんと繋がり結ばれますよう、私も微力ながら自分に出来ることを精一杯させていただきたいと思います。
晴美先生、足手まといな面も多々あったと思いますがお供させていただき本当にありがとうございました。
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