高橋晴美の音楽ネットワーク ニュース レター  



 皆様こんにちは!お元気でいらっしゃいますか。5月27日のデビュー20周年、ひとつ誕生20周年記念東京湾クルージングディナーショーが無事終わり、 6月27日は、早速次のコンサートに向けてコーラスハルミオンの練習が行われました。皆様この写真をご覧になって〜あれ?〜と思われたのではないでしょう か。
そうなんです。今回初めて私のオフィスであるmusica harumi で練習が行われました。と、申しますのは、手違いで6月27日は雙葉同窓会ホールがバスケット部の同窓会とバッティングしている事が6日前に判明!係の方 から「晴美先生大変な事が起きました!どうしましょう!!」と悲壮感漂うお電話がかかってきたのです。今から、別会場を探すのも大変なので、急遽私のオ フィスを使っていただく事に決めました。
 狭い所にも関わらず、「やったー!(^0^)¥ 」と逆に喜んでくださるかたもいらして、20名の方が我が家にお集まりくださり早速次なるコンサートに向けて練習を始めました。
 まずは2000年、コーラスハルミオン発足した最初に清水雅彦先生に指導していただいて以来、一度もOKを出せずに今日まで抱えてきた難関の曲「海より も空よりも」から練習を始めました。そして、新たにアカペラ用に書き直した「祝福のうた」の音とりをした後は、来年5月に決まったけやきホールのコンサー トに向けて、選曲のために残り時間目いっぱい使って10曲ほど歌ってみました。2000年に、音楽之友社から最初にミレニアム2000という合唱教材に取 り上げていただいた「夢飛行」からスタートし、教育音楽に取り上げていただいた「あした〜Sure Tomorrow〜」、CD付きでクラス合唱曲集に取り上げていただいたあの曰く因縁付きの(交通違反になるため歌詞を変えなければいけなかった)「二人 を乗せて」をはじめ、「ラバースベルスーズ」「君のいない海」「母に贈るうた」「父の手」「雪どけに〜今、命輝く時〜」「祈り」などなど、懐かしい曲や、 新団員はまだ歌った事のない曲などとりあえず選曲のために録音してみました。勿論このほかにもお馴染みの「ひとつ」「Cantare〜歌よ大地に響け〜」 「窓をあけてみたら(アカペラバージョン)」「夕べ」(女声合唱)「少年」(男声合唱)「星降る夜に」も予定曲目に入ってますが、これだけの曲数をまとめ て合唱で演奏する事は未だかつて無かったことですので気合いが入ります。2日間のうち、4日はコーラスハルミオン中心に、5日は今回大好評であった石井智 子さんをメインに、遠藤いつ子さん女声コーラスハルミングの皆さんを加えて高橋晴美カルテットでお届けしたいと思っております。そして、フィナーレは4日 5日出演者全員で心ひとつに音楽の喜びを歌い合いたいと思います。
 一方、女声コーラスハルミングの練習は、1月に女の子を出産しクルージングディナーショーで復帰した中西由美子さんが、赤ちゃんを連れてレッスンにい らっしゃるというので、急遽ひらめいて「待ちわびた命」を女声3部に編曲しました。赤ちゃんの泣き声をバックに歌う「待ちわびた命」は又格別の味わいがあ りました。是非、5月にお披露目させていただきたいと思います。
 この機会に「高橋晴美の世界」を味わってみたい!と思われる方は、是非ご一緒しませんか!
皆様のご参加を、コーラスハルミオン一同心よりお待ち申し上げております。
                               2015年7月吉日   高橋晴美



 いつも大変にお世話になっているハルミオン運営委員の櫻田富恵さんが、第67回毎日書道展近代詩に高橋晴美の作品「ひとつ」の1番を出品されて、みごと 入選されました。作品は7月16日から7月23日まで、上野の東京都美術館に陳列されました。私は18日に伺いましたが、文字の濃淡に詞への想いが乗って いて放射線状に綴られた書の中に宇宙へと繋がって行く広がりを感じました。「ひとつ」誕生20周年に嬉しい嬉しいご報告でした!櫻田様、本当におめでとう ございました。心より感謝申し上げます。


  先日、日本合唱連盟の岩田正彦先生(写真中央)よりお誘いをいただき、3月に埼玉県大会で80団体中4組に選ばれて関東大会に出演が決まったレ・コンソグ ラが歌う『母に贈るうた』の本番を聴きに、新宿文化センターに行ってまいりました。丁度その日は、前日から2日間麻布のサウンドシティーでオーケストラと 合唱のレコーディングを行っていたため、ぎりぎりまで行けるかどうか危ぶまれたのですが、スケジュール調整がうまく行き、本番10分前に飛び込んで何とか 聴かせていただく事が出来ました。ステージの上に30本の真っ赤なカーネーションが咲いたような「母」の温かさを漂わせながら、ピアノの美しい第1音か ら、『母に贈るうた』のイントロが始まりました。客席はし〜んと静まり返り、その中をゆっくりとした落ち着いたテンポで、レ・コンソグラの歌が一言一言か みしめるように、聴いている人たちの心に届けられてゆきました。会場は涙を拭う方、又号泣された方もいらしたと伺いました。私自身も、演奏する側ではなく 客席で聴いていると、この曲が生まれた時の事がよみがえり、母と共に歩んだ懐かしい子供時代を思い出してあらためて感謝の想いが込み上げてまいりました。 『母に贈るうた』誕生20周年に、この曲で関東大会初出演を果たしてくださった岩田正彦先生はじめ、レ・コンソグラの皆様に、心より感謝とお祝いを申し上 げます。





 7月19、20日の2日間、麻布台のサウンドシティーAスタジオでオーケストラと合唱で委嘱作品のレコーディングが行なわれました。19日は高橋晴美の 作品、20日は高橋裕の作品、いずれも大編成のため一番大きなスタジオでも同時に録る事は不可能なため、何回かに分けて録音致しました。19日は、まず、 ピアノと弦楽合奏とハープと仮歌で録音し、それに後から木管、金管、打楽器群をかぶせました。久し振りに見るコンソールに河口湖スタジオを思い出し、何と も言えない懐かしさに胸が熱くなりました。やはり、黒田さんはコンソールの前が一番お似合いです。この場所で長年生きて来られた風格を感じました。モニ ター画面に映る夫の指揮を見ながら、ヘッドホンで愛弟子の西さんの仮歌を聴き、バックには美しい弦の響きとハープの音を聴きながらピアノを弾く…。そし て、あの『伝説のレコーディングミキサー』と言われる黒田巨匠が卓を握る。こんな贅沢な時間はありません!このまま何日も続いたら良いのに…と思うほど、 至福の時を過ごさせていただきました。これから、更に混声合唱が加わります。出来上がりが本当に楽しみです。






 【練習日時と場所】

    原則として、毎月第4土曜日午後1時45分から3時間、雙葉学園同窓会館ホール(千代田区六番町11−6、
   幼稚園舎の三階)で練習しています。ただし、必要に応じて、パート練習、強化練習を実施しています。
 【会費】
   月額2,500円(ただし、学生は1,000円)。他に、楽譜代(1曲につき800円)。






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