2018年 初冬号

 秋晴れが続き、透き通った心洗われる季節となりました。お元気でいらっしゃいますか。

 お陰様でこの秋は、嬉しいお知らせがあちらこちらから届き、実りの秋となりました。
昨年12月号でご紹介させていただきました夫の中学時代の恩師、藤田先生にご依頼いただきました「あじさいの花」を混声3部合唱に書き上げ、Pure Voicesとコーラスハルミオンで早速歌ってみました。そして、音源と共に教育芸術社春の合唱セミナー代表の渡瀬昌治先生にお送りさせていただいたところ「あじさいの花」の女声3部の楽譜も書き上げてお送りすることとなり、3月に開催される教育芸術社主催の春の合唱セミナーで、小学生の部に同声2部合唱「歌が息をする」(渡瀬昌治作詞)、中学生の部に「あじさいの花」混声3部合唱の初演が決まり、更に来年7月に教育芸術社から発刊される同声曲集「ニューソングライブラリー」に「僕はアスリート」同声2部、「歌が息をする」同声2部、「あじさいの花」女声3部の3曲の掲載が決まりました。来春、レコーディングも行われる予定です。子供達の歌声を聴ける日が今からとても楽しみです。

 早速、藤田先生にご報告させていただきましたところ「人生の最後に、こんな嬉しいことがあろうとは!」と満面の微笑で喜んでくださいました。藤田先生の教育現場での体験から生まれた「あじさいの花」が多くの若者たちの心に染み渡って行ってくれますように…と切に祈ります。

★ 2019 年 4 月 21 日(日)15:00~藝大奏楽堂 コンサート決定! ★

 10月18日の藝大教授会で、来年4月21日(日)藝大奏楽堂コンサートが決定しました!

 以前から、来年の3月で夫が藝大附属高校を退官するので、来春がオーケストラのコンサートをするラストチャンスだと何度となく言われておりました。しかしながら、待てど暮らせど藝大からの返答がなく「もう無理だろうね…」と言われていた矢先の事でした。

 しかも、4月21日は、母の3回忌を予定していた日でしたので、本当に驚くと同時に「二人で愛和してコンサートしなさい」と、母の声を聞いたような気がいたしました。夫は15歳から藝大附属音楽高等学校に通い始め、教諭となって退官するまでの50年という歳月をこの学び舎に通い続けました。夫の母校への感謝、母への感謝、そして今年結婚40周年を迎えることが出来た感謝、まさに愛と感謝のコンサートをしなさい!と言われているとしか思えませんでした。

 是非、今までやったことのないようなコンサートに挑戦したいと思っております。皆様、今からどうぞ来年のカレンダー、4月21日に〇をつけて予定を入れて下さいませ<(_ _)> 愛と感謝を込めて取り組ませていただきます。

2018年12月吉日
高橋晴美
あしや YO コーラスご報告
 10月7日に、「あしやYOコーラス秋色コンサート Vol.VII」が行われ、コンサー トの最後にマリンバも加わり「ひとつ」が歌われました。

(秋、神戸号でご紹介)

団長の平松様からお手紙がとどきましたのでご紹介させていただきます。

拝啓
例年にはない猛暑とともに度重なる秋台風や豪雨による洪水など、日本各地に大きな被害のあった 今秋でしたが、ようやく本格的な秋の気配を感じさせる好時節と相成りました。

さて、先般私共あしやYOコーラスの「秋色コンサートVII」の開催に先立ちましては、先生の作詞 作曲されました混声合唱曲「ひとつ」のご指導のため、遠路わざわざご来芦賜り誠にありがとうご ざいました。その上、当日のコンサートのため立派なお花までご恵贈賜り、ご芳情の程、重ねて厚く御礼申し上げます。

早速開演前に舞台に飾らせて頂き、ほぼ満席となりました会場の雰囲気が華やかになりました。プログラム最終のフィナーレに、「ひとつ」を部員一同心を込めて合唱し、お陰様で盛会裏に終演することが出来ました。

お目にかかり御礼ご挨拶申し上げるのが本意 ではございますが、略儀乍ら書面にてご挨拶申し上げますと共にご尊体くれぐれもご自愛の上、今後益々のご活躍を祈念申し上げます。

敬具


▲当日プログラムでも『ひとつ』をご紹介いただきました。

続きまして、あしやYOコーラス指揮者 藤島様よりいただいたメッセージをご紹介いたします。

 素晴らしいサプライズをありがとうございました!
晴美さんに頂いていたメッセージをメンバーに伝え、お優しい思いの込められたピンク色のお花を舞台に飾らせて頂きました。指揮をしている時に私の視界に入る晴美さんのお花に愛と元気を頂いて精一杯頑張ることができました。
色々とハプニングはありましたが、お越し頂いたお客様にはとても喜んで頂けたようです。
「ひとつ」は(相変わらずの音程でヨチヨチしていたものの)長丁場のステージの素晴らしいフィナーレとなりました。
「赤とんぼ」で客席と一体になってコンサートを締めくくったのち、出演者全員が一礼してご挨拶をしたのですが、その際鳴り止まない温かい拍手を頂き、驚きとともに幸せな気持ちで一杯になりました。
本当にありがとうございました。
藤島章子
 阪神大震災のチャリティーコンサートの準備をしている時に突然授かった「ひとつ」を、あの震災後の赤いテントから始まった「あしや YO コーラス」の皆様に歌っていただけたことは、私にとりまして本当に深い意味を持っております。これからも、このご縁が続いてゆきます事を願っております。
高橋晴美
千葉ミルフィーユ混声合唱団ご報告
 11月3日には、岐阜県高山市で開催された秋祭りの催しに、総勢198名による千葉ミルフィーユ混声合唱で「夢飛行」「母に贈るうた」「ひとつ」が歌われました。

この日のために、老若男女(10歳から70代まで)仕事を縫って練習を重ねて来られました。9月から4回ほど私も千葉まで指導に行かせていただき、心熱き大合唱を聴かせていただきました。
「夢飛行」は特に子供たちが意気揚々と、実に楽しそうに乗って歌っている姿がとても印象的でした。3曲の中でも最も心配だったのが「母に贈るうた」でしたが、練習を重ねるうちに一皮ずつむけてゆき、本番は素晴らしい演奏でした。ピアノ伴奏は3年前より、私の元に千葉から個人レッスンに通って、歌とピアノの両方を熱心に学んでいる佐々木理保子さん。本番は、ひとりひとりの表情を目で追いながら、祈るような思い で見守るように聴き、そして、一緒に心の中で歌いました。

特に深い精神性を要求される「母に贈るうた」の 2 番の出だしは、今まで聴いたことのないような優しく清らかな歌が、会場を包み込むように染み渡ってゆきました。母が聴きに来てくれてい る!直感的にそう思いました。そして、初めて熱いものが込上げました。と同時に「母に贈るうた」の改訂版を刷り直して本当に良かったとも思いました。1番で男声が入って大きく盛り上がった後の、静けさ。母を慈しむように語りかけるように歌う2番の入りは、誰もが母への感謝の想いを思い起こすような柔らかく温かな波動でした。よくぞここまで歌って下さったよくぞここまでついて きてくださったと、聴きながら感謝の想いが溢れました。

11月3日に198名の老若男女が歌った 「母に贈るうた」はきっと天まで立ち上って行ったと確信いたしました。その後に続く「ひとつ」 も千葉ミルフィーユの心がひとつになって、大歓声大感動のうちに終わりました。これまでの日々 を支えて下さったスタッフの方々、応援してくださったご家族の皆様に心より感謝申し上げます。

嬉しいことに、指揮者とアシスタントピアニストさんと、男声3名の合計5名の方がハルミオンに入団されることになりました!千葉との絆が更に深くなってゆき来年のコンサートが益々盛り上がりそうです。団員の皆様から読み切れないほどの感想文が寄せられました。嬉しいことは、参加された皆さんの心が愛と感謝に満ち溢れていた事でした。

190名の方から寄せられた参加所感より、ほんの1部ですが、ご紹介させていただきます。
漢字は、その年齢の方が綴られたまま掲載させていただきました。
♪たくさんの方々が見てくださっていてきんちょうしたけれど、指揮者から目を離さず、歌詞と音程をまちがえずに一番最高の笑顔で歌えて、とても感動しました。祖父母や母にもほめてもらいとてもうれしかったです。これからも、歌を通して、笑顔を忘れず、たくさんの方々に希望や笑顔を届けていきたいと思います。
12歳H.T女子
♪マリンコーラスが晴美先生の「ひとつ」という歌を歌っているのを聴いて、毎回感動し心が震え るような感覚を覚えました。それがきっかけで、私も歌わせて頂きたいと思うようになりました。
晴美先生のレッスンを受けさせて頂くと、晴美先生の明るさと笑顔にとても励まされ、心が晴れる ような状態で歌わせて頂けました。「私も出来る限りの事をさせていただきます」という晴美先生のお言葉がとても印象に残っており、ここまで寄り添って下さっている先生のご期待にお応えしたい!と何度もふるい立たせられました。お忙しい中千葉まで何度も足を運んでくださり、ご指導く ださった晴美先生には感謝の思いでいっぱいです。今までに感じたことのない喜びと感激の本番でした。本当にありがとうございました。
18歳A.O女子
♪私は3曲の中で一番好きな曲は「母におくるうた」です。私の母は女1つで私と姉を育ててくれました。私はそんな母が大好きなので「母におくるうた」が好きになりました。晴美先生がこの曲を作ってくれたのは本当に感謝です。ありがとうございます。晴美先生の事を見ていると幸せを感じます。ありがとうございました。
11歳K.M男子
♪高橋晴美先生の歌を歌わせて頂くことが出来て本当に幸せでした。初めて晴美先生の創られた曲を聴かせていただいた時、曲の音と言葉がスーッと心に入ってきて何だか自然と涙がこぼれました。本当に感動し、こんな素敵な心に響く曲を創る方はどんな方なのだろうと、勝手に色々と想像しておりました(笑)初めて晴美先生にお会いした日、あゝ何て温かい方なんだろうという印象でした。その印象はお会いするたびにふくらんで行って、ご指導頂く度、なんて愛の深い方なのだろうと先生のお人柄にひかれ先生と先生の創られる歌が大好きになりました。先生の世界にどっぷりはまり、精一杯させていただきたい!と先生にお会いするたびにやる気に満ちている自分がおりました。ありがとうございます。私が中学の時祖母が亡くなりました。共働きで忙しい母に代わり私たち兄弟 を育ててくれた祖母は、私にとって育ての親のような存在でした。ですが、祖母が病の時、私は丁度思春期で、苦しんでいる祖母の力になるどころか反発ばかりしてしまいました。あんなに必死で 私を育ててくれた祖母に対し本当に自分がやるせなくて日々後悔しかありませんでした。「母に贈るうた」を聴いて涙が止まりませんでした。全ての歌詞一つ一つが本当に自分とあてはまって、祖母に対しての後悔とそして何より感謝の思いでいっぱいになりました。この歌は誰よりも 祖母に捧げよう。そう決めて歌わせていただきました。祖母に対する深い感謝の想いを込めて。 心にひっかかっていたものがスーッと溶けていくみたいで、下を向いて後ろをひきずっていた私を、前を向き立ち直らせくれた曲でした。晴美先生、本当に本当に有り難うございます。この歌に出会 えて本当に良かったです。これからも人の心に届く歌を作り続けてください。そしてまた先生の歌、歌わせてください。皆で待っております!先生、誠にありがとうございました。
19歳Y.O女子
♪私が「ひとつ」に出会ったのは、20 年前でした。マリンコーラスに入りたての頃初めて聴かせていただき、大変感動したのを今も鮮明に覚えています。こんなにも素晴らしい歌を歌わせて頂ける マリンはなんて有り難い事か、私はなんて幸せだろうと光栄に思いました。「ひとつ」は私の宝物になりました。友人の押野可奈さんに、晴美先生のコンサートのチケットを度々取って頂きました。 毎回「ひとつが始まると涙が止まらなくなりました。何故、涙が出て来るのか分からないのですが、毎回号泣していました。今回「ひとつ」を歌わせていただけるなんて信じられませんでした。先生 が、好きな人を想うよりも苦手だな、と思う人を想像して~と仰られ、目から鱗でした。嫌いな人を愛せなければ、世界はひとつになれないのだと気付かせて頂き、想い、祈りながら歌いました。 数日後、努力しても好きになれなかった方の事が、何も気にならなくなっていました。奇跡が起きたと思いました。今回は主人と娘と三人で参加させていただきました。当時、今の主人を想いながら歌い、その主人と娘と歌わせて頂けたことに感謝でいっぱいです。先生の音楽の世界に浸して頂き、自分の奥の奥に光が差し込まれ、開かれなかった所が開いて、明るい自分に変らせて頂きまし た。お忙しい中、何度も足を運んで下さり直接ご指導頂き幸せでした。本当にありがとうございました。
45歳K.M女性
♪晴美先生の曲を歌わせて頂くには、嘘、偽りの自分ではいけないのだとあらためて気付かせて頂きました。母に贈るうたを歌わせて頂くにあたり、心からの感謝を母に対して出来ない自分がおりました。今のままではいけないと気付き、母に対する思いを今一度改めようと思いました。出発当日、仕事で遅くなりバタバタ準備する私に、母は文句ひとつ言わず、私のご飯や荷物の準備を手伝ってくれ、送ってくれました。そんな母の姿を見ていると、母に対する感謝の気持ちがフツフツ湧き上がり、本番直前になってようやく感謝一色の想いで歌わせて頂ける自分になっていました。
先生の曲で聴いてくださる方々に愛を届けられるよう歌っていますが、それ以上に歌っている私たちが先生の曲によって、成長させて頂けているように思います。多くの方々から本番の私たちの 歌に対する感動の声を聞き、先生の沢山の愛情と祈りがあってこそだと思いました。まだまだ至ら ない私ではありますが、私も先生のような愛に溢れる人となれるよう、又マリンコーラスとしても お使いいただけるよう精進してまいります。ありがとうございました。
28歳H.K女性
♪2ヶ月で「夢飛行」「母に贈るうた」の2曲を初めて歌い、「ひとつ」も混声という形では初めてだったので、本番までに仕上がるのか不安がありました。しかし、晴美先生が曲に込めた想いや、曲のできた経緯などを交えながら指導してくださったおかげで、具体的なイメージを持つことができ、曲の世界により入り込むことができたと思います。千葉での最後の練習の時、晴美先生が子供達一 人一人に声をかけ、話をしていた姿がとても印象的で、深い愛情と真剣な想いを持って指導してくださっていることを改めて感じ、晴美先生の期待に応えたいという気持ちが強くなりました。
 晴美先生の曲を歌わせて頂けること、ご指導頂けることが本当に有難く、感謝の気持ちでいっぱいになりました。今回歌わせて頂いた中で感じたことや曲に込められたメッセージを大切にしながら日々の生活に活かしていきたいです。そして、今後もまた晴美先生の曲を歌わせて頂きたいです。
21歳T.I女性
♪今回、晴美先生が来てくださる練習には全部参加させていただきました。一番印象に残っているのは母におくるうたの所で、晴美先生と直接お話ができたことです。晴美先生とお話してそこから母におくるうたのことが少しずつわかってきました。私が一番好きな曲は夢飛行です。夢飛行は明るい曲で笑顔もつくりやすい楽しくうたえるからです。晴美先生が練習のとき笑顔でうたっているのを見て、しぜんと笑顔になってきて最後の練習では3曲すべて笑顔で楽しく歌うことができました。本番でもライトをあび最高の笑顔で歌うことができました。ありがとうございました。          
11歳R.K女子
♪晴美先生から「歌、本来が持っている力(役割)は、音霊言霊で聴く人の魂までもお救いする事ができる力です。今回歌う意味を考えましたか?」と問いかけられた時に、私は今まで本当の意味で理解出来ていなかったことに気付きました。同時に、歌はとても素晴らしいのだから、あとは自分の想念次第だと気付きました。今苦しんでいる方の魂へ、想いと愛を音霊言霊に乗せて、その方の手を取るようにして本気で歌わせていただきたいと強く思いました。歌う度に、歌詞が染みわたり、まるで自分自身が救われるような感覚で、感謝の想いでいっぱいでした。そして、「ひとつ」に隠された裕先生と晴美先生のお話を伺った時に、私なんかでは計り知れない晴美先生の想いを感じました。人と人・国と国がひとつになるには、まずは一番近い人を愛せないとそこまでは行かないとお話しいただき、「海よりも空よりも」のご指導の際にも、愛するだけでなく、愛し抜くことの大切さ、難しさを教えていただけたことがずっと心に残っています。どんなに辛く苦しくても、乗り越えなければいけないことを晴美先生の歌で前向きに考えられるようになりました。こんな私の人生に、先生の歌と出会えたことが心から幸せだと感じております。本当にありがとうございました。
23歳A.U女性
♪私は今回、千葉ミルフィーユ合唱団の一員となり、高橋先生、先生が作るうた、詞、その世界観に触れることができ本当に良かったと思いました。高橋先生にご指導頂く中で、歌詞に込められた意味、想いを、一人一人が考え理解し、どのように音霊に乗せて聴いてくれる人に伝えるかで、完成される歌の厚みに違いが出て来ることを実感しました。歌詞を読み込むこと、感情移入することで、こんなにも感動、喜びの想いが湧き上がってくるのかと驚かされました。
私は「母に贈るうた」が大好きになりました。歌えば歌うほど、今まで私を育ててくれた母への感謝の気持でいっぱいなります。本番では母を思い浮かべながら笑顔で精一杯歌うことができました。
高橋先生、この度はお忙しい中、私たちのために何度もわかりやすくご指導を頂き誠にありがとうございました。
29歳K.K男性
♪初めて高橋晴美先生にお会いした時から、僕にとって歌のあり方が変わりました。最初は歌は歌の上手な人だけが歌っていればいいと思っていました。しかし、晴美先生の好きな言葉の「ジグソーパズルの一片になりきる」という言葉を聞いて、自分だけではなく、他の人の事を考えることも大切だと思いました。歌詞に書いてある言葉の意味をしっかりとくみとって思いを込めて歌ってこれからも頑張りたいです。そして何よりも歌は、みんなで作るものだと思いました。 本当に今までご指導ありがとうございました。
13歳Y.S男子
目を閉じると、今も最前列で楽しそうに歌う子供たちの姿が浮かび、胸がいっぱいになります。 本当に愛が交流するかけがえのない時間をいただきました。198名の方の真心に、篤く感謝申し上げます。
高橋晴美
11月17日久米川小学校 Cantare ご報告
11月15日~17日に東村山市立久米川小学校の音楽会で、「Cantare∼歌よ大地に響け∼」が歌われました。生憎出張と重なり本番を聴くことが叶いませんでしたが、音楽専科の先生の誠のこもったご報告を是非、ご紹介させていただきたく思います。 
高橋晴美先生
 この度は本当にありがとうございました。
練習の過程では途中くじけそうな時もありましたが、高橋先生が見守っていてくださる、応援していてくださる、そう思いながら、最後まで粘ってよりよいものにすることができました。
「久米川小の2年に一度の音楽会。今年のテーマは「響け!歌声 ともに生きる明日に向かって」でした。いろいろな立場・境遇にある人々(被災されたり、戦争の惨禍にあったり、障害をもっていたり、という方も含めて)そして生きとし生けるもの全てとも、歌で繋がっていきたい、そんな思いを込めました。

そんな中、この音楽会のテーマにぴったりな、Cantareという歌に出会いました。最高学年の6年生は、変声期に入っている児童も多く、音程が不安定になったり、思春期の照れなどから、真っ直ぐに歌に向かうことが難しくもなる学年です。果たして内の学校の6年生が歌えるのだろうか、と不安はありましたが、それ以上にこの歌なら絶対に子ども達が食いついてくる、子ども達が真っ直ぐに立って心を合わせて歌う姿が絶対に見られる、その思いの方が強かったです。

S・A・Tのパートリーダーを中心にして、細かいステップで練習を積み重ねる内、当初はカットしようと思っていた最後の方のselectソプラノのパートもやりたい!と言ってくれた子達が現われて、そこも入れて4声で合わせることができました。

本番では子供なりに、思いをこめて歌いました。「大地に歌がしみこむように」「最後のクレシェンドするところは、一番最後の一番盛り上がるところに向けて、少しずつ声を大きくする。」

「病気で久しぶりに顔を合わせることのできた祖母を歌で勇気づけてあげたい。」etc.今までにない最高の集中力で歌い終わると、保護者から、満場の拍手をいただきました。やりきった子供達は、とても満足していました。
このような素晴らしい歌を創ってくださった高橋先生に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

東村山市立久米川小学校 石井久美子

今年も、歌が多くの素敵な出会いを運んでくれました。たくさんの愛をありがとうございました。
感謝に報いるよう、来年のコンサートに向けて全身全霊を傾けて頑張ります!
どうぞお健やかに、平成最後の年末をお過ごしくださいませ。
高橋晴美
高橋晴美の音楽ネットワークのご案内
『高橋晴美の音楽ネットワーク』は高橋晴美の音楽の素晴らしさや聴いたり歌ったりする喜びを分かち合い、高橋晴美の音楽をもっともっと日本中いや世界中に広めて行きたいという思いで立ち上げた音楽ネットワークです。

会報の発送などはすべて有志のボランティアで行われておりますが、ホームページの作成及び維持費、郵送費、紙代、印刷代などは会費によって賄われています。

会員の皆様には、数々の活動状況も含めホームページ、メールや郵送で皆様方のもとに届けさせて頂くだけでなく、CDやDVD、親睦会、コンサートの料金割引等の特典もございます。 高橋晴美の『愛と優しさの輪』を拡げてゆくために是非、音楽ネットワークのご入会、ご協力のほど宜しく御願い申し上げます。

◆年会費に関しまして
・PCメールでのニュースご案内をご希望の方:年会費2,000円
・郵送でのニュースご案内をご希望の方:年会費3,000円

上記の年会費を下記へお振り込みください。
・振込先 :ゆうちょ銀行
・口座名 :高橋晴美の音楽ネットワーク
・口座番号 :00180-1-446596

※メール会員ご希望の方は、必ずアドレスをご記入ください。
後援会長:池田誠晴
副会長:藤原浩男
事務局:堀江熙、櫻田富恵

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