高橋晴美の音楽ネットワーク　ニュースレター　　　　　　　　　　　　　　

虫の声に秋の訪れを感じる今日この頃ですが、皆様お元気でいらっしゃいますか。去る９月１日、京都第一赤十字病院にて、院内コンサート「高橋晴美の世界」が行われました。様々な病苦を背負って入院、通院されていらっしゃる患者様をはじめ、看護師様、お医者様等、約300名の方が、最後まで本当に熱心に耳を傾けてくださり、又、一緒に歌ってくださいました。この日は、岡名誉院長様が寄贈されたピアノの弾き初めということもあり、まずはじめにピアノソロを２曲演奏させていただき、その後、目黒まりさんの歌でお楽しみいただきました。生まれて初めての病院でのコンサートは、音楽をこよなく愛した開業医の父の元で育った私にとりまして、とても感慨深いものがございました。特に「父に贈る子守唄」、「父の言葉」を演奏していると、まるで父が私にメッセージを送っているようにも感じられ、胸が熱くなりました。医学が人の身体を癒すように、音楽が人の心を癒してゆく。私も、父のように惜しみない愛を人様に注いで人様のお役に立たせていただきたい…、そう強く思いました。
お陰さまでコンサート終了後も、「CDはありませんか？」と尋ねてこられる患者様も何人かいらっしゃり、看護師様から、「いつも食べられない患者様が、今日はお食事がいただける、と喜んで帰られました」、というご報告をいただき、ほのぼのとした喜びをいただいて帰宅いたしました。

「高橋晴美愛のチャリティーコンサートin富士」

10月14日（土）松本妙子さんの熱い情熱によって大勢の方が動いてくださり、富士市ロゼシアター大ホール（1600人収容）に於いて、「愛のチャリティーコンサートイン富士」が開催されます。演奏は、高橋晴美カルテット、Vocalに目黒まり、遠藤いつ子、古野　綾、小野瀬照夫、そして女声コーラスハルミング、コーラスハルミオン、その他、地元からは、富士市内の中高生、白バラコーラス、混声合唱団モルゲンローテの他、富士交響吹奏楽団有志の方々も参加してくださいます。温かな愛がコンサート会場に充満するような気がして、今からわくわく致します。お時間許されましたら、是非いらしてくださいませ。

チャリティーコンサート「愛と癒しの歌〜高橋晴美の世界〜」

又、11月29日（水）には、JARP/社団法人日本産業退職者協会主催による「愛と癒しの歌〜高橋晴美の世界」が飯田橋アグネスホールにおいて開催されます。収益金の全てで老人福祉施設にCDラジカセとCDを寄贈するという、とても意味のある企画です。ベースに八木秀樹さん、Vocalに目黒まりさん、古野綾さんの4人でお届けいたします。是非、お一人でも多くの方に参加していただけたらと存じます。パンフレットの裏面に必要事項をご記入の上お申し込みくださいませ。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

「ひとつ」のCDを発売して、今年の秋で10年が経ちます。10年の間にどれだけの方にCDのお申し込み、そして楽譜のお申し込みをいただいたか知れません。今年山形で行われたNHK合唱コンクールに「ひとつ」が歌われた事がきっかけとなり、遂に思い腰が上がりました。それならば、「ひとつ」と「Cantare〜歌よ大地に響け〜」の大合唱をする富士のコンサートを出版記念日にしたいと思い、何とか間に合うように準備を進めております。もともとほとんどの作品がソロの歌として誕生しておりますので、「ひとつ」は混声4部、女声3部とも、それぞれの合唱譜の他に、Cメロ譜（コード、歌詞付きメロディー譜）の日本語版、英語版も加えました。又、Cantareも音楽之友社から発刊された高校2年の教科書には、混声3部でスキャット部分が省略した形で載っておりますが、混声4部でスキャット部分も完全オリジナル版となっております。又、Cメロ譜も載っておりますので、斉唱でも歌えます。是非、皆様のお手元に置いて歌っていただければと存じます。各曲とも、1冊￥800でお分けいたします。ご希望の方はコンサート会場で販売を予定しておりますので、会場でお求めくださいませ。食欲の秋！皆様どうぞお健やかにお過ごしくださいませ。

高橋晴美

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