高橋晴美の音楽ネットワーク ニュースレター      


京都 青蓮寺の枝垂桜の下で


 今年の春は、桜が散った後に雪が降るという、いつまでもコートが手放せない春でしたが、皆様お元気でいらっしゃいますか。

4月17日、中野で行われた「オペラと高橋晴美の世界ミニコンサート」の日は、朝起きると雪!この寒い中いらしてくださるお客様の事を考えると、何とか晴れてほしいと祈るような思いでした。ところが、お昼前には空は明るくなり、コンサートが始まる頃は青空が広がっておりました。お陰様でコンサートも無事に終わり、皆さん「心が洗われるようでした。」と口々に感動感謝の想いを述べられて帰ってゆかれました。

  毎回いろいろな問題に遭遇しながら、ひとつひとつのコンサートにベストを尽くして臨んだ後、何よりも一番嬉しい事は、お客様の心から滲み出る喜びのお声を耳にする時です。それは、何よりの励みであると同時に、どんなに小さなコンサートでも最善を尽くすという事の大切さを、あらためて実感するひと時でもあります。そして、この信念に心から賛同し協力してくださるお仲間は、私にとりまして人生の宝です。そういうお仲間と共に今度は、5月3日広島アステールプラザ大ホールに於いて、2020年広島オリンピック招致応援コンサートに参加させていただきます。

2007年、'08年とセシオン杉並、杉並公会堂で行われました「ヒロシマ、ナガサキ平和の祈り五色のコンサート」に続き、今回も「ひとつ」をテーマソングに・・・ということでお声をかけていただきました。 今、音楽監督とオーケストラ指揮を担当する夫の高橋裕、そして高橋晴美の音楽ネットワーク後援会長であり、一口坂スタジオの重鎮の黒田勝也氏、そして遠藤いつ子さんとハルミングの皆さんと共に、目前に迫ったコンサートの準備に打ち込んでおります。

振り返ってみますと、昨年7月には沖縄のてだこホール、翌日の平和祈念公園、そして9月には韓国のソウル広場で「ひとつ」を演奏させていただき、今度は再び広島で・・・、と「ひとつ」という作品を通して、目に見えないところで、何か大きな愛の輪が広がっていっているような気がしてなりません。
丁度この4月20日で「ひとつ」誕生15周年を迎えました。この15年の間にいただいた尊いご縁を思い返し、あらためて賜ったご厚情に心から感謝申し上げたい思いでいっぱいです。
時が流れても変わらない温かなご支援、本当にありがとうございます。
これからも一人でも多くの方に愛と希望と癒しをお届けできるよう、一つ一つのコンサート、音作りにベストを尽くして臨んでまいりたいと思います。今後共、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2010年4月20日 高橋晴美

★コンサートのお知らせ★

 今年は、ハルミオン創立10周年にあたり、11月にコンサートを行う予定でおりましたが、当初予定しておりましたセシオン杉並(450人収容)では、バンドとオーケストラと合唱団が乗り切れないということで、

来年2011年5月14日(土)杉並公会堂大ホール
(1200人収容)に

「高橋晴美の世界
  〜コーラスハルミオンと巡り会えた人々と共に〜」コンサート

             を行う事が決まりました。

この10年の間に出会えた全国各地の合唱団の方々にも是非参加していただき、杉並公会堂から共に愛を高らかに歌い上げる事が出来たらどんなに素敵なことでしょう!

皆様と共に喜びを分かち合えますことを心より願っております。

 

★   ★   ★

 4月2日、埼玉会館に於いて、埼玉県立浦和高校グリークラブの定期演奏会が行われ、その中で「二人を乗せて」の混声四部合唱が初演されました。この曲は、「ひとつ」や「母に贈るうた」と同様に、阪神大震災のチャリティーコンサートの準備をしている時に生まれた曲ですが、コンサートぎりぎりに誕生した曲でしたので、自身で歌って初演を行った曲です。もともと混声3部で音楽之友社から出版されておりましたが、久喜高校(女子高)とのジョイントで歌うために混声四部で歌いたいとのことで、あらためて編曲を依頼されておりました。

なかなか編曲に着手できないで大変お待たせしてしまったのですが、その間、何と生徒さん達は放課後掃除をしながら私の歌う「二人を乗せて」のCDを流して曲のイメージトレーニングをなさっていたとの事。本当にピュアーに作品に向かう姿に感動させられました。そのグリークラブの団員の皆様から、心のこもった感謝の寄せ書きが届きましたので、是非紹介させていただきたいと思います。真心の贈り物、本当にありがとうございました!
  




♪ 劉玉瑛さんの3月29日のブログ ♪

 劉さんは神戸出身のシャンソンの歌い手さんで、you tubeで聴かれた「Last Song〜去り行く人へ〜」がきっかけで、今年の1月から晴美さんのところにレッスンに通われています。劉さんのブログに3月29日に掲載された文章を紹介させていただきます。

 先日、三島まで遠藤いつ子さんの「高橋晴美の世界を歌う」コンサートを観に行ってきました。 実は昨年暮れに、高橋晴美さんの曲に出逢い一目惚れ(一聴惚れ?!)をして、今晴美さんに色々レッスンをしていただいているんです。高橋晴美さんは作詞作曲ピアニストとして活動されていて、曲は、聴く人に愛や癒し、優しさ、希望、感動を与えてくれます。 そして、高橋さんの作品を歌っていらっしゃる「遠藤いつ子」さんのコンサートがあるのを知り、どうしても聴きたいと思い、出向いたわけです♪

遠藤さんの歌う高橋晴美さんの世界は、喜びと愛に満ちていて、本当に心から感動しました。一人で歌われた曲はもちろん、最後に小学生のコーラス隊や多くの方で合唱された「ひとつ」という曲では鳥肌がたちました。澄んだ空のようなすがすがしさって言うのかな。うまくいえないけど。 とにかく「歌」って素晴らしいと感じたと同時に、あらためて自分が歌える喜びを感じました。


「ひとつ」という曲は阪神大震災のチャリティーコンサートの準備をしているときに生まれた曲だそうです。私はまさに被災者のひとりで、家は半壊になり、両親は当時の経営していた店舗が全壊し、職を失い、工場でのバイトに行ったりとても大変な思いをしていました。もちろん、今は場所を移してもういちど小さな中華料理屋を経営して幸せに暮らしていますが♪ でも、地震の記憶は今も鮮明に覚えています。


この記憶をわすれず、生きていることに感謝しながら日々過ごさないとね。 「ひとつ」という曲を聴きながらそんなふうに思いました。 そして、いつか私も歌わせてもらおうと思っています。

 

「ひとつ」       高橋晴美作詞作曲

空と海がとけてひとつ あなたの心にとけて生きる
空に星がとけてひとつ あなたの人生にとけて生きる

あなたの部屋に野の花ひとつ いつも安らぎを届けてあげたい
あなたのために何かひとつ 今日も新しく生まれ変わりたい

ひととひとがとけてひとつ 今日も幸せ感じ合いたい
国と国がとけてひとつ その日を信じて今日も生きる

人と人がとけてひとつ 今日も幸せ感じ合いたい
国と国がとけてひとつ その日を祈って今日も生きる

♪3月27日に長泉で行われました『遠藤いつこ「高橋晴美の世界」を歌う』コンサートのアンケートが届きましたので、ご紹介させていただきます。


・美しい歌声がホール中にひびき、愛と癒しの世界に心打たれました。この歌声が、世界中の人たちに届いてほしいと願いました。ここに、この場所にいられた事カンシャデス。ありがとうございました。また聴きたいです。がんばってください。
(50代女性・勝村由紀子)

・今日は久しぶりに本当に素敵な曲と歌を聞かせていただきました。心にしみる歌声、とはこのことを言うのだと改めて感じました。涙が出るくらい感動させていただき、本当にありがとうございました。
(40代女性)

・素敵なコンサートをありがとうございました♪一宮さんから高橋さんの宝物のようなメロディーたちを紹介して頂き、今日このコンサートを知ることができました。遠藤さんのあたたかい、まっすぐな声と、高橋さんのメロディーが響き合って、とても心地よく幸せなひとときでした。    
(20代女性・渡辺真由子)

・とても心に響きました。気持ちがすごく伝わりました。こんなにすてきなコンサートははじめてでした。私はsaxをしていますが、正司さんのような素晴らしい演奏をはじめてききました。人をこんなに素晴らしい気持ちにさせる演奏きけてよかったです。またききたいです。とても心に残りました。本当にありがとうございました。                              
 (20代女性・白石若菜)

・すばらしい歌声と演奏でした。久しぶりのコンサートで、心が晴れる思いでした。感動的でした。今、ちょっと気持ちの病で、落ち込む日々が続いていたのですが、本当に来てよかったです。ありがとうございました。                                  
(50代女性・田中いし子)

・改めて、自分は愛されているのだと気づかせてもらいました。            (30代女性)

・小学校からいつ子さんをみていましたが、言葉や振る舞いにいつも優しさと温かさを感じていました。すきとおった歌声、コンサートをひらかれる度にその歌声に重みが出て成長されていく様子を今日も楽しませていただきました。これからも大好きな歌を愛と感謝と共にいろんな人にとどけて下さいね。いつも応援しています。高橋晴美さんのピアノに感動しました。愛にあふれ力強い中にも謙虚さのある優しいピアノでした。いつこちゃんが心を奪われた訳がわかります。また、ぜひ静岡にきてください。   
(40代女性・松平明子)

・今まで体験した事のないコンサートを楽しませて頂きました。今後の活躍を期待しています。
(40代男性・近藤寿廷)

・全部、すごかったと思いました!また、えんそう会をするなら、またいきたくなりました!! (10代男性・斉藤光太郎) ・楽しく豊な時間をいただきました。生きる可能性を、勇気をいただきました。
 ( 60代男性・青木賢吾)

・美しい歌声、時に優しく時に迫力に溢れ感激しました。今日初めて聞いた曲ばかりでしたが、また聞いてみたいと思いました。                                 
(60代男性)

・すばらしく、鳥肌が立つほどでした。1部では涙、涙で顔が見えないくらいでした。とてもすばらしい、音量もすごい。                                  
  (70代女性)
・すべての歌に愛を感じました。                                (60代女性)
 

・すばらしい音楽ありがとうございました。曲、編曲、楽器演奏、合唱、すべてすばらしい。高橋さんの音楽にピッタリ合ったいつ子さんの歌、すばらしい。感動しました。 大城さんのSax好きだ!
  (60代男性・鈴木正二)

・歌詞がすごいきれいで感動しました。歌詞では共感できたりする部分があったりしてよかったですメロディー もすごくきれいで、やわらかくよかったです。                      
(10代女性)

・いつ子さんの高音のメロディーの声がとてもきれいでした。ハルミングのみなさんとのコーラスも、ハーモニーがとてもきれいで感動しました。「海よりも空よりも」では、“どんなに辛いこともどんなに悲しいことも決して背を向けないで越えてゆきたい“というところが印象に残りました。子どもたちの歌声はとてもハキハキしていて、こっちまで元気をもらいました。とてもきれいでした。最後の2曲の合唱は迫力があり壮大な感じでした。とてもとてもきれいでした。 
 (10代女性・松平知美)

・「父の手」では、遠藤先生のお父様に対する思いが伝わってくるようで涙がこぼれました。後半4曲、すばら しく感動しました。
 (50代女性)

・歌声に感動しました。コンサートほんとうに良かった。明日からまた生きる希望が生まれました。ありがとう ございました。                                    
(70代女性)
・初めて聴く歌ばかりでしたが、どの曲も歌も素晴らしくてあっという間に時が過ぎました。愛にあふれた時間をありがとうございます。                        
  (50代女性・山本佳子)

・先生の思いが非常によく伝わりました。歌詞の深さにも感銘を受けました。これからも感動のステージを続けていってください。応援しています。
(10代男性)

・30年前に亡くなった父を思い出し涙しました。主人への感謝の思いがこみ上げてきました。一日一日を大切に思います。                              
 (60代女性・三橋寿美代)

・感動しました。娘が「『Cantare』が一番好きだ」と言っていた意味がよくわかりました。    
 (30代女性・中山宣子)

・「海よりも空よりも」の歌の曲・詞のすばらしさに感動して涙があふれ、ありし日のさまざまな日々の思い出がよみがえってまいりました。                       
 (50代女性・稲葉徳子)
・歌声に感動しました。合唱とのコンサート本当によかった。明日から、又、生きる希望が生まれました。ありがとうございました。 
(70代女性)

・とてもすてきな歌声とすばらしい曲をありがとうございました。もっとたくさんの方々へ、この素晴らしい曲をお届けさせていただけることを心よりお祈りします。高橋先生の愛の深さの一言に尽きます。
 (40代女性・中根実千江)

・心が洗われました。同じように私も父、主人を送りました。改めて感謝の想いで聴かせていただきました。ありがとうございました。―“ありがとう”に心をこめて―                
 (60代女性)

・とても感動しました。高橋先生のお人柄が伝わってくる歌詞が特に良かったです。心が洗われました。ありがとうございました。                           
 (30代女性・川崎いずみ)


・とても素晴らしい歌声で胸がジーンとしました。亡くなったお父様のお話をされ、私も涙が出ました。いろいろな想いをこめて歌われたのでしょうね。一曲一曲に心を打たれました。演奏も、間近で拝見し、音楽性の高さに驚きました。そして、千福が丘小学校の子どもたちの合唱も混声合唱団も、合唱がこんなに素晴らしいものだと初めて知りました。もう、感動してどんな言葉でも表現できません。素晴らしいコンサートありがとうございました。スタッフの皆様、本当にご苦労さまでした。ありがとうございました。
(50代女性・梅津利枝)

 

♪ コーラスハルミオン初合宿in つま恋 ♪

 今年10周年を迎えたコーラスハルミオンは、5月15,16の2日間静岡県にある「つま恋ミュージックガーデン」で初めての合宿を行います。早朝7:30に新宿を出発して、貸し切りバスでつま恋に出発します。お昼に到着予定。昼食後ミュージックガーデンで6時間練習、19:30からは1部屋借り切って夕食を皆でいただき、その後温泉に入りたい方は温泉へ。翌日の午前中は、運よく晴れれば緑の中でのビデオ撮影。雨ならスタジオで練習。午後15:00までは緑の中で自由行動。

ミュージックガーデンホール

 嬉しい事に、ベーシストの芹澤さんと、ドラマーの八木さんも参加してくださるという、超贅沢な合宿です!もともとは、一昨年の秋につま恋を訪れた際に、「冬にコンサートをやりませんか」と声をかけていただいたのがきっかけでした。しかし、美しい自然を眺めながら、ここは是非とも新緑の5月にコーラスハルミオンの団員と共に訪れたいと強く思った私は、10周年記念のイベントをつま恋で行う事を提案致しました。自然の恵みを全身で感じながら、作品を心から歌う素晴らしい機会です。来年5月14日に決った杉並公会堂大ホールでのコンサートを目標に、4月に新しく入団される方々と共に、是非心の通い合う二日間にしたいと思っております。このリゾートは、リラクゼーション施設(ホテル、温泉、レストラン)、アミューズメント施設(スポーツ、娯楽、遊戯施設)、カルチャー施設(音楽、会議、研修施設)、結婚式場(チャペル、宴会場)のほか、屋内スポーツ(卓球、バドミントン)やエアロビクス、トレーニングジムなどの施設があり、ミュージックガーデンには300人収容のコンサートホール、音響設備が整った大小10の音楽スタジオ(レッスン、合宿練習、レコーディングに適応)、野外ステージなどがあります。よろしければ、森林浴がてらお遊びにいらっしゃいませんか?緑の中での再会、大歓迎です!

ヤマハリゾートつま恋
 http://www.tsumagoi.net/equipment/index.html


 

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