高橋晴美の音楽ネットワーク ニュース レター  



 皆様、お元気で新しい年を迎えられた事と思いますが、その後如何お過ごしでしょうか。
昨年は、日本人の誰もがこよなく愛している富士山が世界遺産に登録され、又2020年に東京オリンピック開催が決定し喜びの年となりました。と同時に、今 後の日本人の精進が問われるという課題をいただきました。
 
 今年は、私に取りましても大きな節年です!1月に入った早々、家の改装のために何十年と溜めて来たものを一気に断捨離しております。工事の間仮住まいす るため、母屋の私が小学生の時に使っていた部屋と、その隣の高校大学時代に使っていた部屋を片づけながら睡眠時間もとれない状況が続いておりますが、長い 長い音楽の道のりを如何に恵まれた環境の中で歩ませてもらった事か…と、あらためて感謝深謝の毎日です。
何十年ぶりにふたを開けた小学生時代のアプライトのピアノ。その音を一音響かせた途端、部屋中があたたかい音色に包まれました。「ああ、このピアノでどれ だけ沢山の曲を作らせてもらったことか・・・どれだけ楽しませてもらったことか・・・」幼い頃、その場で作って母が話してくれるストーリーに即興で曲を作 る楽しかった「ピアノ遊び」の思い出が甦りました。その音を階下で聴いていた母からすぐさま電話がかかって来ました。「昔いつも聴いていた懐かしい音に思 わず涙が出たわ。又そのピアノで童謡など作って弾いてあげたらピアノが喜ぶわね…」と。
新年に始まった断捨離は、神聖な気持ちで一年をスタートするだけでなく、色々な事を気付かせてくれました。 
 
 さて、沖縄とは3月15日の宜野湾コンサートに向けて、連絡をとりつつ着々と準備が進められております。
又秋には、5年ぶりに山形県酒田にまいります。5年ぶりに訪れる八幡小学校、又あの子供達の歌声を聴けるかと思うとわくわくします。「コーラス庄内」から も、年末年始と度々楽譜の申し込みメールをいただきました。
少しずつコーラス庄内の団員が増えているとの事、嬉しい限りです。

今年も、何事に対しても一生懸命誠を尽くして、愛と感謝に満ちた1年にしてまいりたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
                                         2014年1月吉日
                                           高 橋晴美



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