高橋晴美の音楽ネットワーク ニュース レター  


 皆様こんにちは! お元気でいらっしゃいますか。
夢のように愛に満ちた5月が過ぎてゆきました。沢山のまごころを、本当にありがとうございました。
皆様からいただいたまごころの一つ一つを、心のアルバムにしまい、今もその温かさの中で過ごさせていただいております。(中央の写真は、茨木県から車に ケーキ作りのセットを積み込んで、我が家でバースデーケーキを作ってくださったネットワーク新会員の國分千笑子さん(左)と「ひとつ」の書で入選されたハ ルミオン運営委員のゴッドマザーこと、櫻田富恵さん(右)。)
 6月8日で黒田さんが急逝されてから半年が経ちました。肉体はなくなっても、黒田さんの存在は今も尚輝きを増し、黒田さんを慕う人々の心に沢山の愛を降り注いで下さっているのを感じます。
 私も、これからは黒田さんと共に、一人でも多くの方々に愛と希望をお届出来るよう努めてまいります。今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。
                               2016年6月吉日   高橋晴美     
                             



晴美先生
この度は、「ありがとうコンサート」に出演させていただきありがとうございました。
リハーサルから本番まで、黒田さんが見守ってくださっているのを感じる2日間でした。リハーサルの日は予報では雨といわれていましたのにいいお天気に恵まれ、また本番の5日は更なる快晴でした。
 アカペラは、望月先生が出演後のステージ裏で、「いつも歌い終わって音叉を聞くと半音下がっているのに、今日は音叉がいつもと違うから、あれ?と思った ら正しい音でびっくりしました。」と教えて下さいましたが、技術はともあれ団員達の黒田さんへの祈りが一つになり、音霊として実らせていただけたのかなと 感じました。

 第2部では、指揮棒が宙を舞うハプニングがありましたが、私はこんなことを思い出していました。
戦地で子孫が亡くなるとそれを先祖が家族に教えるためそのお家のお仏壇のお位牌を倒して知らせることがあると…この日 晴美先生は黒田さんの写真をピアノの上に置かれて感謝の演奏をなさっていらっしゃいましたが、黒田さんが「聴いてるよ、ありがとね。」と、晴美先生だけでなく会場の知人や団員達にまで知らせるためにはあの方法だったのかな…とふっと思ったりしました。

晴美先生が最後に歌われた「約束」には魂を揺さぶられ、そして浄められました。
黒田さんが亡くなったことを現実のこととして受け止められなかった私でしたが、この時初めて実感でき、改めて悲しみとそして感謝の気持ちが込み上げてきました。
晴美先生の「またあなたに巡り会える時が来る」の優しい歌い出しに両腕にサーッと鳥肌が立ちました。
「あなたが残した数え切れぬ愛の形見」
本当に、目に見えない音響での愛や、練習CDを勉強のためとハルミオン全員分無償で作ってくださったり、目を細めたくしゃくしゃの笑顔、嗄れ声、もう嗚咽と涙で前が見えなくなりステージの上なのにどうしようと前の方の陰に隠れました。
客席も涙されている方が多くいらっしゃいましたが、男性の方が目頭を押さえる姿が印象的でした。
晴美先生が、黒田さんをそして会場を愛の波動でお包みになった温かな時間でした。
その中で晴美先生のお母様が優しい微笑みで先生を真っ直ぐに見守っていらっしゃる「母の愛」の眼差しもとても温かでした。

 終演後のロビーで元ハルミオンのメンバーにお会いし、「素晴らしいコンサートだったわよ。」「やっぱり晴美先生の音楽はいいわね〜。」と言われていまし たが、「アカペラはどうでしたか?」と尋ねると、「う〜ん、まぁね。でもよかったわよ。」と、「細かいところを言えばいろいろね、でもよかったわよ。」 に、コンサート全体は素晴らしかったけど、アカペラはまだまだなんだなぁと新たな神の声(それとも黒田さんの声?)をいただいた思いでした。

「ありがとうコンサート」を通してハルミオンは、「私達にも歌えるんだ」という幸福感と「まだまだ勉強が必要」という課題の両方を学ぶことができ、また次のステージへの意欲に繋がっていくと思います。
晴美先生にはいつもお気を揉ませて申し訳ございませんが、これからも変わらぬご指導と笑顔のパワーをよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。


 5月5日、念願の晴美先生のコンサートに行 かせていただきました。京都以来2度目、晴美先生の曲のファンで、機会があったらぜひまた行かせていただきたいと思っておりました。今回思いがけずフェイ スブックでコンサートのことを知り、さらに翌日たまたまハルミオンの方にお会いする機会があり、コンサートのことをお聞きしたらチケットわずかだけどまだ ありますとのこと、あっという間に行けることになった次第です。行きたいと思っていてもずっと行けなかったのになんだか不思議でした。仕事や子育てもよう やく落ち着き、やっと心にゆとりが出てきた私にとって、きっと良いタイミングだったのだと思います。
 コンサートは本当に感動しました。素晴らしかったです。大好きな「祝福の歌」「母に贈るうた」はじめて聴く「約束」、涙があふれてきて心が洗われて、そ して優しくあたたかく明るい気持ちになりました。「祝福の歌」はピアノの伴奏を聴くだけで本当に感動してしまうのですが、アカペラだとさらに厳かで神聖な 気持ちになりました。「母に贈るうた」、これはもう感動しない方はいないのではないでしょうか。何度聴いても感謝の思いでいっぱいになります。「約束」、 はじめて聴きました。一歩一歩確かに前へ進んでいくことが、今までたくさんの方に注いでもらった愛情への恩返しになるのですね。
 晴美先生の曲は、あたたかいものが心の素の部分にじかに触れてくるというか、清らかな水がしみこんでくるような気がします。先日ご縁をいただいて初めて ハルミオンの練習に参加したのですが、それは歌っているとなおのこと感じました。きっとハルミオンの皆さんはこうして感動をもって歌うので、その感動が聴 いている方にさらに大きく届くのだと思います。このような機会をいただけて本当に感謝です。
ありがとうございました。


 6月8日、愛知県蒲郡市にて開催された「愛知県おやこ劇場連絡会全体会」のオープニングでミニコンサートをさせていただきました。
 16年前、夫の転勤で東京から愛知に転居しました。その頃まだ幼かった子ども達に生の舞台を見せてあげたくて入会し、2000年〜2007年「知多市や まももおやこ劇場」に所属、運営委員としても活動し、総会や事前交流会でミニコンサートをさせていただいたこともありました。
 今年5月半ば、約10年ぶりに、一緒に活動していた仲間と会う機会がありました。その方に以前アルバム『My Eternal Love』をプレゼント したことがあり、その方から「私は本当によくこのCDを聴くことがあるの。心を落ち着かせたい時、人間の美しさに触れた時、心が乾いてしまっている 時・・・。最近、1人で子育てに悩む若いお母さん、思っていても素直に口に出せず、他人とうまく繋がれない人が増えてきたのを感じる。そんな人たちにも高 橋晴美さんの曲を生で聞かせてあげたい!急なお願いだけど、6月8日に愛知県連の全体会があるので、オープニングで歌ってもらえない?」と切望されまし た。一緒に活動し、学び、楽しいことも苦しいことも共有してきた仲間のために何とかお役に立ちたい!と思い、晴美先生にすぐ相談し、歌わせていただくこと になりました。
 晴美先生に会の趣旨をお伝えすると、選曲やMCもいろいろご指導アドバイスをくださいました。当日は朝10時のオープニングで「Into The Light 〜光への旅立ち〜」「海よりも空よりも」「母に贈るうた」の3曲を、愛が届きますようにとの思いで歌わせていただきました。みなさんとても喜んでくださ り、「1人じゃないんだって思えて、心が楽になりました」「家に帰ったら我が子を抱きしめてあげたい」「今日の夜は実家の母に電話します!」と涙してくだ さいました。皆さんの顔を見ながら歌っていると、あの頃の子育ての楽しかったことや葛藤や苦しみ、いろんな感情が込み上げてきて、歌いながら泣きそうにな りました。
 10月には「知多市やまももおやこ劇場」の総会でも歌って欲しいとのお話もいただきました。
10年前に蒔いた種は、ちゃんと芽を出して育ってくれている・・あらためて人との縁の素晴らしさに感謝し、晴美先生の曲の持つ“癒しのパワー”の素晴らし さと、それをお届け出来る喜びを強く感じております。これからも少しでも愛の世界をお届けできるよう、驕らず謙虚な心を忘れず、努めてゆきたいと思います。  

      

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